2019年にテスラが奇抜なデザインの「Cybertruck」を発表した際、電気ATV「Cyberquad」も壇上で紹介されました。CyberquadはCybertruckのオプションとして提供される予定ですが、待ちきれないテスラ愛好家のYouTuberがDIYでCyberquadを作ってしまいました。
CyberquadをDIYで製作したのは「Rich Rebuilds」というYouTubeチャンネルで車のレストアの模様を公開しているRich Benoit氏。Rich氏は以前にもテスラのモデルSを自力で修理する動画を同チャンネルで配信し、注目されました。
動画では、Facebookのマーケットプレイスで購入したヤマハのATV「Raptor 700R」(購入価格は3000ドル)に、電動バイクのエンジンとバッテリーを組み合わせ、「自作Cyberquad」を組み上げていく模様が収められています。
Rich氏によって「Starscream」と名付けられた自作ATVは、Cyberquadの特徴である角ばったフロント・ボディカバーも見事に再現。ダート路を安定して走る姿だけでなく、0-60マイル4.2秒の加速力や、ハンヴィーをけん引するパワフルさも披露しています。
Starscream is AN ABSOLUTE BEAST! Pure electric power. 0-60 in under 4 seconds. Top speed is just as crazy! https://t.co/sKPV3Bslmb pic.twitter.com/SqG9nS9PfH
— Rich Rebuilds (@RebuildsRich) August 23, 2020
Cyberquadをここまで見事に再現したとなれば、次はCybertruckを自作で……と期待したくなるところ。Rich氏の今後の活動に注目です。
Source:Rich Rebuilds