Tesla
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テスラが、2020年最後の3日間にデリバリーされる電気自動車すべてに”Full Self Driving”オプションの90日間無料使用権を付けて提供しています。このオプションは通常なら1万ドル(約103万円)の追加料金でテスラのEVに装着できるもので、買い切りでなく月額制を導入する予定も明らかにされていますが、まだそれは利用できません。

FSDオプションには、Autopilotによる自動的な運転ナビゲーション、たとえばハイウェイでの自動追い越し、自動的な側道への進入、自動的な車線変更、自動駐車機能、駐車場出迎え機能(Summon)、信号機の自動認識といった機能が含まれます。

Electrekによれば、テスラは今四半期に18万1000台を超えるEVを納車しました。これは、直前の四半期に達成したばかりの記録をさらに4万台以上も上回っています。今回のFSD無償提供は、こうした好調な業績を記念した限定モデル的な扱いと言えそうです。また、テスラ車はオンラインで購入できるため、近くに販売店がある人なら、在庫のモデルを指定すれば(あと、必要な額のお金があれば)いまからでも年内納車は可能かもしれません。

なお注意が必要なのは、FSDオプションは”Full Self Driving”とは言いつつも、決して”完全自動運転”をを意味する機能ではないところ。テスラはウェブサイトでも小さな文字で「現在有効な機能は、ドライバーの積極的な監視が必要であり、車両を自動で運転するものではありません」と記しており、いまだドライバーが常に周囲に注意を払い、ステアリングに手を置いている必要があります。

米国家運輸安全委員会(NTSB)のJennifer Homendy氏はTwitterで「『Full Self Driving』はドライバーの手を借りずとも、自動車がそれ自身で完全に運転をこなすことができるという意味ですが(テスラの場合は)、それは真実ではありません。このような欺瞞的な主張を防止し人々の誤解を防止するセーフガードがあるべきだ」と述べています。

source:Elon Musk(Twitter)

via:Electrek