Tesla
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電気自動車メーカーのテスラとそのCEO、イーロン・マスク氏のファンだと公言するフォークロックグループ CSN&Y のヴォーカル、デビッド・クロスビー氏が、テスラが納車日について4度も嘘をついたと怒っています。クロスビー氏は、もしテスラが引き続き納車日を明確にしないのなら、注文を取りやめてポルシェにすることも考えているとツイートしました。

クロスビー氏はこれまでもテスラ車に乗っており、テスラオーナーになって3年目を迎えたときには「最高のクルマだ」と絶賛しています。そして新たに注文したのは、自身の妻が乗るためのテスラ車。しかし、すでに注文から7か月が経つにもかかわらず、納車日が繰り返し変更されたため、もうクロスビー氏の妻も待つことに飽き飽きしている様子です。

テスラには、有名人には広告塔としての価値があるからか、一般人よりも優先してEVを納めているという噂があります。たとえば総合格闘技団体UFCの選手ベニール・ダリウシュ氏はテスラのModel Yを試乗した際、その数日後にはModel Xを納車してもらったと言われています。ただ、これについては真実ではないとの見方が多くあります。

一方で、クロスビー氏と同様に納車日を何度も後ろ倒しにされている顧客もいるようです。5月31日にModel Yのロングレンジバージョンを注文したスティーブ・セーラム氏は、ウェブサイトには注文から4〜8週間で納車されると記されていたため、遅くとも7月下旬には納車されるだろうと考えていました。ところが、注文手続きをして返金不可能な100ドルの予約金を支払ったとたん、納車時期が10日以上も延びて8月10日前後と表示され、その後も幾度かの期日延期を経て、ついには10月にずれ込んだとCNBCに述べました。セーラム氏はテスラ側からメールでの通知や謝罪の言葉を一度も受け取っていないとしており、状況が改善されないなら、キャンセルしてフォードの「Mach-E」を注文するつもりだとしています。

また、貴金属商のバリー・スタップラー氏は1月に注文し、6月からデリバリーを開始したはずのModel S Plaidがいまだ納車されないことから、テスラに見切りを付け、新たにメルセデスのEV「EQS 450+」を注文したとCNBCは伝えています。

現在のテスラの納車プロセスにはいくつかの不安定な要素があります。新型コロナウイルスの感染の影響からテスラは工場の生産停止や、半導体不足、パーツ不足などの問題を抱えています。これはテスラ以外の自動車メーカーにも当てはまります。

カリフォルニアのテスラの営業担当者は匿名でCNBCに対し、営業や納車スタッフは納車スケジュール変更に関する顧客からの質問に答えるべく最善を尽くしているものの、フリーモントの工場や上層部からの質問に正確に答えるのに十分な情報が得られていないと語りました。

Source:David Crosby(Twitter)

via:CNBC