テスラのネバダ・ギガファクトリーにランサムウェア攻撃。FBIが出国間際の犯人を逮捕

被害発生は回避

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年08月28日, 午後 03:00 in tesla
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テスラが、ネバダ州にある工場Gigafactoryで発生したランサムウェア(コンピューターをロックし解除と引き換えに金銭を要求する身代金マルウェア)による被害を免れていたことがわかりました。これはネバダ州の企業から数百万ドルを恐喝しようとしたグループのひとりとして告訴されたEgor Igorevich Kriuchkovへの訴状から判明したことで、すでにネバダ州の企業がテスラだったことがわかっています。

Bob Strong / reuters
Bob Strong / reuters

Kriuchkovはテスラ社内のロシア語を話せる従業員に近づき、約100万ドルの見返りと引き換えにテスラ社内のネットワークシステムにマルウェアを仕込む作業を手伝わせようとしました。しかしこの従業員はそれを引き受けたふりをしつつテスラに接触があったことを報告、テスラからFBIに通報が入ったことで、捜査がはじまり、出国しようとしたKriuchkovをロサンゼルス国際空港で逮捕したとのことです。

Kriuchkovは従業員との接触を重ねていた際、自身のグループがこれまでに同様のランサムウェア攻撃でいくつかの企業から金銭を獲得していることを明かしていました。FBIの訴状では企業名は明かされていないものの、カリフォルニア州ではたとえば7月には、水道企業CWT Groupが同様のランサムウェア攻撃によって450万ドルを支払わされていたことが報告されています。

一時ほど伝えられなくなっているものの、米国ではランサムウェア被害が相次いでいます。今月上旬にはウェアラブル製品やスポーツ/アウトドア/自動車など向けデジタル製品のガーミンが数百万ドルを支払わされる被害に遭っていました。また中旬にもクルーズ船企業カーニバルクルーズラインがランサムウェア被害に見舞われ、今週はユタ州のユタ大学も被害に遭っています。

ランサムウェアは決して対岸の火事ではなく、日本でもこの6月にホンダが標的型のランサムウェアとされる攻撃を受け、国内外の拠点で操業がストップ、社内ネットワークにぶら下がるPCの一部がロックされた被害が発生しています。ただ、最近は身代金額も大きくできる企業や自治体への攻撃が主になってきており、個人への攻撃は減少している模様です。

source:Electrek

 
 
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