Justin Sullivan via Getty Images
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テスラは2020年9月に開催したイベント「Battery Day」でEV用バッテリーの製造コストを半減させる技術の一例として正極の製造時に使用する薬液を再利用することで、そのコストを75%も削減できると説明していました。

TechCrunchが発見した文書によるとTeslaはBattery Dayの2週間前にカナダのSvingpower Internationalと称するスタートアップからいくつか出願中の特許技術を購入していたことがわかりました。また、LinkedInでそのスタートアップの従業員の情報を調べたところ、特許文書に記される人物を含め多くが現在は自動車メーカー勤務になっており、どうやらテスラは特許だけでなくそのスタートアップごとお召し上げになった可能性があるとのこと。いまのテスラには広報部門がないため、こうした買収があっても発表すらしていないと考えられます。

特許技術については、TechCrunchが発見した文書からたったの3ドルでテスラが取得したことがわかります。イーロン・マスクCEOはBattery Dayイベント時、技術開発の内容が3年以内に2万5,000ドルの電気自動車の販売を開始するのに十分なものであるとしていましたが、どうやらそれは二束三文で手に入ったようです。

とはいえ、Svingpowerの買収にテスラはそれ相応の費用をかけているかもしれません。また、特許技術が手もとにあってもそれを使って物を作るには設備投資が必要になります。たとえばフォードはバッテリー開発施設を建設するために何百万ドルも投資しています。 

Source:TechCrunch