Tesla
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1月に発表されたテスラのリフレッシュ版Model S。その特徴の一つが、Model 3やModel Yにあるようなシフト選択レバーがないことです。

普通の自動車の場合、ただ発進することを考えるならば、ブレーキペダルを踏んだ状態でシフトレバーをPレンジからDレンジに入れ、ブレーキペダルを離して、アクセルを踏み込むことで前進できます。

しかし、新しいModel Sは、ドライバーがブレーキペダルからアクセルに踏み換えるだけで自動的にPレンジからDレンジに移行し、発進することが可能となっているのです。


では、前の晩にガレージに頭から突っ込んで帰宅した場合、翌朝はどうやって出勤すれば良いのでしょうか。答えはかんたん。ブレーキペダルからアクセルに踏み換えれば自動的にRレンジになり、Model Sはバックでガレージから出られます。

これはテスラ車が備えるAutopilotのカメラやセンサーとAIが自動的に周囲の状況を把握し、障害物のない方へ進むのが正解と判断するから。

じゃあ、駐車したときにModel Sの前も後ろも完全に開けた状態だったらどうするの、という点は誰もが思いつく疑問でしょう。

これに対してテスラのイーロン・マスクCEOは、2月に人気ポッドキャスト配信者ジョー・ローガンの番組にゲストで登場した際、前後に何も障害物がなければ駐車したときと反対方向に進むのがデフォルトの動作になるものの、ドライバーはこの「Smart Shift」が思うように機能しない場合は、タッチスクリーンをスワイプして進行方向を変えることもできると説明していました。


それでもこの時点ではまだ実物がなかったこともあり、実際にタッチスクリーンでどのようにシフト操作ができるのか、という疑問が残っていました。

しかし最近になりカリフォルニア州ケトルマンシティに住むテスラオーナーが新しいModel Sを試乗した際、タッチスクリーンでのシフト選択の様子をTwitterに共有したことで、どうなるのかがわかるようになっています。

百聞は一見にしかず。ドライバーはModel Sの17インチディスプレイの左端にある小さな自動車のアイコンを上下にスワイプすることで前進と後退を選択できるようになっています。

またテスラオーナーの話によると、Smart Shiftモードは簡単にオフにでき、その場合はタッチスクリーンだけでなく、ハンドル上のスクロールホイールでもシフト選択はできるとのこと。ハンドルに2つあるうちの右側のスクロールホイールを押し込めば手動シフトモードになり、ディスプレイ上にプロンプトが表示され、ホイールを上下にスクロールすれば目的のレンジに入れることができます。


マスクCEOは1月「シフトレバーを使わずに数日間も運転すれば、今までの車に戻ってシフト操作をするのが非常に面倒だと感じる。これはタッチスクリーンでオーバーライドできる」とツイートしており、要は慣れてしまえばシフトレバーなど無くとも問題ないことを強調していました。

Source:Michael Hsu(Twitter)
via:The Verge