Roberto Baldwin / Engadget
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テスラのイーロン・マスクCEOが、スポーツカータイプのEV「Roadster」の発売が2023年にずれ込む可能性を認めました。


マスクCEOは「2021年はサプライチェーンが異常なまでの品不足になってしまった。仮に17の新製品があったとしてもひとつも出荷することはできないだろうし、話にならない」と述べました。要するに延期の理由は、テスラの電気トレーラーヘッドSemiや、カクカクピックアップトラックのCybertruckの延期と同じということです。

また「2022年になにか非常にドラマティックな展開がなければ新型Roadsterは2023年の出荷になるはずだ」とも述べており、逆に言えば2022年に何らかの問題が起これば、2023年の出荷すら実現できない可能性があるとも受け取れます。

イーロン・マスクCEOがサプライズで新型Tesla Roadsterを発表してから4年が経とうととしています。もし、2023年の出荷が実現するとした場合、発表当時にお披露目された試作車から約6年での量産となります。

これは自動車の開発期間としては特に長すぎるというわけではないものの、現在の予定よりもはるかに早い時期の出荷をうたって予約受付を開始していたクルマであることを考えると、真っ先に5万ドルのデポジットを支払い、いまも待ち続ける人の忍耐力には感心するほかありません。


テスラがいつごろRoadsterの市場可能なプロトタイプを準備できるかはまだわかりません。今年1月には、マスクCEOは「ほぼ量産仕様」のリリース候補となる車体の製作が今年後半になると述べていました。そろそろその時期に差し掛かっているはずですが、テスラからのRoadsterに関する情報は、上述した延期に関するCEOの発言以外は出てきていません。というか、いまのテスラには広報部門もありません。

テスラの新型Roadsterが量産されるとき、これまでに言われてきたスペックを満たせるのか、どこかが量産仕様に変わるのかなどはまったくわかりません。もしかすると、発表当初に述べていた2秒を切る0-60mph加速や、1000kmのバッテリー航続距離がなかなか満たせず、それをクリアするためにまだしばらく延期するなどということも、もしかしたらあるかもしれません。


Source:Elon Musk(Twitter)