テスラ、炎天下車内放置の子どもを検知するセンサーの販売承認をFCC申請

エアバッグのインテリジェント化にも効果

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年08月22日, 午前 10:10 in Tesla
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jetcityimage via Getty Images
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殺人的な暑さが続く今週、子どもが自動車内に取り残され、窓ガラスを割って救出したというニュースが流れたばかりですが、米電気自動車メーカーのテスラは、子どもが自動車内に取り残され熱中症の危険性が高まる場合に、それを検知可能にするセンサーの搭載を連邦通信委員会(FCC)に申請しました。

このセンサーはミリ波レーダーを既存の許可されたものよりも高い電力レベルで動作させるようにして、小児の熱中症リスクを軽減します。また、衝突時のより高度なエアバッグ展開を可能にしたり、シートベルト警告や盗難防止システムの強化にも使えると説明されます。このセンサーは毛布や子供用シートベルトなどを”透かして”子どもの存在を検知できるとのこと。

車内に置き去りにされた子どもの認識は、レーダーによって取得したイメージから身体のサイズ、呼吸パターンなどを測ることで得られます。また身体の大きさがわかれば、それにあわせてエアバッグの展開を最適化できます。現在でもエアバッグの展開具合を変化させる機能は存在しますが、それはシートにかかる荷重をパラメーターとして使っており、正確性の面ではレーダー式に劣るとテスラは説明しています。

テスラは米運輸省道路交通安全局(NHTSA)のデータを引用し、2018~2019年のあいだに合計50人以上の子どもたちが車内に置き去りになり、熱中症で死亡したとFCCへの申請書類に記しています。またこのレーダーセンサーは車内だけでなく車外も最大で最大6フィート(約1.8m)をスキャンできるとのこと。これによって、車上荒らしなどの発生も検出でき、盗難防止システムにも高度な機能を追加できるとしています。

国内では最近、ドライブレコーダーが事故分析だけでなく煽り運転対策、さらに防犯のためにもなるとして人気商品になっていますが、これに子どもの置き去りを検出できる機能をつければ、小さな子を持つ家庭に受けるかもしれません。

source:FCC(PDF)

via:The Verge

 
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