傑作SF『三体』がネトフリで実写ドラマシリーズ化。ゲーム・オブ・スローンズの二人組が制作

スター・ウォーズ蹴って集中

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2020年09月2日, 午前 12:26 in three body problem
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Three Body Problem
Liu Cixin / Hayakawa

Netflix が、世界的ベストセラー小説『三体』三部作を実写ドラマシリーズ化します。

『三体』は中国の作家 劉慈欣 によるSF小説。人類と異星文明のファーストコンタクトという古典的な主題でありながら、想像を越える異星文明の描写、生存の危機に瀕した人類のドラマ、巻を重ねるごと加速度的に広がってゆく物語のスケールなどから、「中国SF」「アジアSF」枠を超え世界で多くの賞を獲得している作品です。日本では早川書房からの邦訳で、ちょうど三部作の第二部「黒暗森林」が出たばかり。

Netflix はこの『三体』三部作を英語版の実写ドラマシリーズとして制作します。制作陣は、製作総指揮・脚本にデビッド・ベニオフとD・B・ワイス。ジョージ・R・R・マーティンの大河ファンタジー小説を実写シリーズ化した『ゲーム・オブ・スローンズ』の大成功で知られる二人組です。脚本にはドラマシリーズ『ザ・テラー』のアレクサンダー・ウーも。

そのほか、スター・ウォーズ 最後のジェダイやナイブズ・アウト等で知られるライアン・ジョンソン、制作パートナー ラム・バーグマンも製作総指揮として参加します。

原作者 劉慈欣 と、英訳を担当して三体を世界に紹介したケン・リウもコンサルティングプロデューサーとして参加。

原作者と製作総指揮のコメントは、

原作者&コンサルティングプロデューサー、リュウ・ジキン: 「本作のTVシリーズ化に向けて結成されたクリエイティブチームに、多大な敬意と信頼を寄せています。時間や国、文化、人種といった枠を超え、人類全体としての運命を考えさせられる物語を作ろうと、本作の執筆を始めました。原作者として、このユニークなSFのコンセプトが世界中に広まりファンを獲得しているのは、大変光栄なことです。世界中の原作ファンの皆さんにも、原作を知らない方々にも、Netflixでこの物語をご覧いただくことをとても楽しみにしています」

脚本&製作総指揮、デヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス: 「リュウ・ジキンの3部作は、私たちが読んだSFシリーズでの中で最も野心的な作品であり、1960年代から世界の終末まで、この青く小さな地球から遠い宇宙の彼方まで、読者を長い旅路に連れ出してくれます。私たちは、今後数年間かけて本作を世界中の視聴者に届けることをとても楽しみにしています」

ベニオフとワイスの二人組といえば、ゲーム・オブ・スローンズの大成功と、ストリーミング動画サービスに各社が全力を傾ける状況を受け壮絶な契約合戦が繰り広げられたのち、ディズニーでスカイウォーカー9部作が終わった後の新たなスター・ウォーズ映画を撮影することを発表していました。

ゲーム・オブ・スローンズ製作者のスター・ウォーズ新作は立ち消え。Netflix作品で多忙が理由

しかしその後、破格の金額で Netflix とも新作制作を結び、スター・ウォーズはネトフリ作品で多忙になり、両方同時に制作するには時間が足りないとの理由で立ち消えになっていました。

スター・ウォーズを蹴って制作するのはどんな作品だろう、と注目されていましたが、三体ならば「ああ…」と納得せざるを得ません。

ネトフリ版三体の放送開始時期などは未発表。

 
 
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