トランプ大統領、TikTokとオラクルらとの提携を「大枠で」承認。アプリのダウンロード停止は1週間延期

教育用基金も立ち上げるとのこと

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年09月21日, 午前 08:30 in politics
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Sheldon Cooper/SOPA Images/LightRocket via Getty Images
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TikTokは、どうやら米国でのサービス停止を免れたようです。土曜日にトランプ大統領は米小売り大手のウォルマートとオラクルがTikTokと提携することを「大枠で」承認し、米商務省は米国でのTikTokアプリのダウンロード禁止措置を次の日曜日まで延期すると発表しました。

オラクルはTikTokの12.5%の株式を持つ少数株主および「安全なクラウドプロバイダー」になり、アメリカ国内でのTikTokデータを保持します。またウォルマートはeコマースおよび広告技術を活用します。ただしそれらが具体的にいつまでに行われるかは示されていません。

ウォルマートは提携により、TikTok株7.5%を取得することに暫定的に合意しており、CEOのダグ・マクミロン氏が新設される運営会社TikTok Globalの経営陣に加わると述べています。ウォルマート広報は「新会社が来年中の米国での新規株式公開を目指し、米国民による所有率をさらに高める予定」だとしました。

またTikTok Globalは50億ドル以上を米財務省に納め、さらにAIを活用した教育用ビデオカリキュラムを立ち上げるとのこと。これは数学や国語など一般的な教科から科学、コンピューター技術といったより高度な学習課目の動画を作成して公開する取り組みになります。

ただReutersによると、今回の合意の一部はTikTokの親会社ByteDanceにとって寝耳に水だった模様。特に教育プログラムの件については今回初めて知ったと伝えています

一方CNBCは、ByteDanceはTikTok Globalの残りの80%の株式を所有すると伝えています。これに関してはいまだ中国政府がTikTokに働きかけて米国のユーザーに関する情報収集を行ったり、プラットフォームを通じて誤った情報を拡散させたりといったことが起こる可能性があると指摘されます。

今回のTikTokとオラクルとの提携話によって、たしかにTikTokの米国におけるデータはこれまでよりも安全になるかもしれません。ただ、この提携は中国政府の関与を低減させるためというよりは、2016年に政権移行チームに加わるなど、トランプ大統領を支援してきたオラクルCEOサフラ・カッツ氏に、大統領が便宜を図った結果とも考えられそうです。

source:CNBC
coverage:TechCrunch


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