GoogleのOSといえばスマートフォン向けのAndroidがありますが、これとは異なるPC向けのOSが「Chrome OS」。

このOSが正式に発表されたのが、2009年の今日です。

まだ動作する実物はなく、あくまで開発段階での発表でしたが、従来のOSとは異なる設計思想だということが公表されました。

「Linux カーネル上で動作する新しいウィンドウシステム内で動作する Google Chrome」と説明されているように、ブラウザーのChromeが基本となり、アプリもすべてブラウザー上で動作。シンプルにすることで高速・軽量を実現し、数秒で起動してウェブにアクセスできるとされました。

実際にChrome OSを搭載したノートPCとなる「Chromebook」が発表されたのは、およそ2年後となる2011年5月。

ネットブック相当のハードウェアとはいえ、計画通り動作が軽かったこと、また、シンクライアント的な使い方がしやすい、タブごとに独立したプロセスで動くためセキュリティ面でも強いという特徴から、とくに教育機関向けとして期待されました。

当初はアプリの供給不足もあって、ウェブを見るだけなら問題なくても、活用しようとすると難しい部分がありました。とはいえ、2016年9月にStableとなったChrome OS 53以降でAndroidアプリに対応すると、この問題もほぼ解消。より使いやすくなりました。

今年はChromebook登場から10周年ということもあり、スマートフォンとの連携機能「Phone Hub」を搭載するなど、更に進化しています。

日本ではあまり使われていませんでしたが、最近は文部科学省のGIGAスクール構想もあり、教育関係を中心にChrome OSが少しずつシェアを広げています。

7月8日のおもなできごと

2009年、Googleが「Chrome OS」を発表
2011年、最後のスペースシャトルミッション「STS-135」実施
2011年、パナソニックが「LUMIX DMC-GF3」を発売
2016年、キングジムが「ミルパス PW20」を発売
2016年、ファーウェイが「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」を発売

Source: Google