タブレットPCや2in1 PC向けの省電力、低発熱CPUとして新たに登場したのが「Core M」シリーズ。

この省電力CPUブランドが発表されたのが、2014年の今日です。

Haswell世代の省電力モデルといえば、ノートPC向けのUシリーズが一般的。これよりも更に消費電力を下げ、低発熱を実現しているものが、Yシリーズでした。Broadwell世代ではこのYシリーズを独立したブランドとし、新たに「Core M」として発表しました。

「Core M-5Y71」のように、一部にYが含まれる型番が採用されていることからも、Yシリーズの後継だというのが読み取れます。

CPUとしてのスペックは、プロセスルールが14nm、2コア/4スレッド、1GHz前後のCPU動作クロック、TDP 4.5W(3.5~6W)というのが基本。モデルによってCPUやGPUの動作クロックが異なっていました。

Haswell世代のYシリーズではプロセスルールが22nmということもあり、TDPが11.5Wと高かったため、かなりの変化といえるでしょう。

発表時もこのあたりが強調されていて、TDPが60%減少、性能は20~40%上昇、10~45%消費電力削減、50%の小型化などが謳われていました。

2コア/4スレッドで動作クロックも低いため、メインPCとして使おうとすると少々厳しい性能ですが、それでもAtomより圧倒的に速く実用的なのがメリット。有名どころでいうと、MacBookシリーズやレッツノートRZシリーズなどで採用されました。

登場当初はまだよかったのですが、プロセスルールが14nmから思ったように進化できず、世代を重ねても消費電力の削減が厳しかったのが痛手。さらに多コア化がトレンドとなり、性能の低さが悪目立ちするようになってしまいました。

そのためか、Core Mシリーズは2018年8月に発表された「Core m3-8100Y」で打ち止めとなっています。

6月3日のおもなできごと

1960年、セガの前身となる「日本娯楽物産(株)」設立
2009年、デルがゲーミングノートPC「Alienware M17x」を発売
2010年、ソニーがミラーレス一眼「NEX-5」を発売
2014年、インテルがモバイルCPUの新ブランド「Core M」を発表
2015年、VAIOが「VAIO Pro 13 | mk2」を発売
2016年、レノボが999gの2in1ノート「YOGA 900S」を発売
2020年、アマゾンが新型「Fire HD 8」を発売