情報端末としての地位をスマートフォンやタブレットに追われ、業績が悪化していたPC事業。

このPC事業売却をソニーが正式に発表したのが、2014年の今日です。

買い手は投資ファンドの日本産業パートナーズ株式会社。VAIOブランドがなくなるのではないかと危惧されましたが、この売却は単純に売り飛ばして終わりではなく、VAIOブランドを継承した新会社の設立が前提。ソニーからも5%の出資をするという予定の上での売却でした。

発表が2月で新会社となるVAIO株式会社の設立が7月ですから、かなりスピード感のある移行です。PC事業としては、当初はソニー時代のモデルを機種を絞って販売していましたが、翌年には、VAIO設立後初の独自開発製品となるフラッグシップモバイル「VAIO Z」を発売。その後順調に機種を増やし、以前ほどラインナップの幅はないものの、今でも付加価値の高い軽量モバイルを中心に、PCの開発・製造・販売をしています。

なお、VAIOはPC事業だけでなく、開発・製造技術の高さを武器にした機器の受託生産(EMS事業)も展開。「コミュニケーション・ロボットATOM」や、2画面電子ペーパー楽譜端末の「GVIDO」、シーリングライトにプロジェクターを内蔵した「popIn Aladdin」など、多くの製品に関わっています。

2月6日のおもなできごと

2002年、ミノルタが「DiMAGE X」を発売
2009年、HPが「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」を発売
2014年、ソニーが日本産業パートナーズへのPC事業譲渡に合意
2015年、キヤノンが「EOS 5DS」「EOS M3」などを発表
2018年、ロジクールがiOS向けキーボード「iK1042BKA」を発売
2020年、モトローラが米国で「razr」を発売