発表されて間もないAthlon XP-Mを搭載し、IntelばかりとなりつつあったノートPCにAMD製CPUを持ち込んだのが、「PC-MV1-VC1」。

このMebius MURAMASAシリーズの新モデルが発売されたのが、2003年の今日です。

2003年3月といえば、ちょうどインテルがCPUとチップセット、そしてWi-FiをセットにしたCentrinoブランドを売り出し始めた頃。時期を同じくして、AMDもデスクトップCPUで成功したAthlon XPをモバイル向けとして投入しました。

このモバイルCPUは12モデルが同時に発表されましたが、PC-MV1-VC1が採用したのはTDP25WのAthlon XP-M 1500+。低電圧版となるCPUで、消費電力も発熱も抑えられているモデルです。

その他のスペックは、チップセットがVIA ProSavageDDR KN266、メモリー 256MB、40GB HDD、12.1型液晶(1024×768ドット)、CD-R/RW+DVD-ROMドライブ、FAXモデム、有線LAN(100BASE-TX)など。Wi-Fiは内蔵されておらず、別途オプションでPCカードが用意されていました。

当時はADSLを代表とする高速常時接続サービス、いわゆるブロードバンドが家庭へと急速に普及してきた頃で、インターネット用の端末としてPCを購入する人が多かった時代です。そのため、製品情報ページでもネットワークへの対応が大きく扱われていました。

ジャンルとしてはモバイルノートPCとなりますが、光学ドライブを内蔵しているとはいえ、重量は約1.96kgとかなりのもの。また、バッテリー駆動時間は約2.6時間しかありません。今時のモバイルノートPCを見ると、技術の進歩に驚いてしまいますね。

3月29日のおもなできごと

2001年、オムロンがPS2用モデム「ME56PS2」を発売
2003年、シャープが「PC-MV1-VC1」を発売
2014年、PLEXTORブランドのPCIe接続SSD「M6e」シリーズを発売
2018年、ワコムが「Wacom Cintiq Pro 24ペンモデル」(DTK-2420/K0)を発売
2018年、ソニーがPS VRの価格を3万4980円へ値下げ

Source: シャープ