ブラウザーのChromeをメインに使うChrome OSを搭載したノートPCが、「Chromebook」。

この新しいノートPCの詳細が発表されたのが、2011年の今日です。

WindowsなどではPCに直接アプリをインストールして使うというのが基本ですが、Chrome OSでは、基本的にブラウザーのChromeしか使えません。これだけ聞くと不便そうに感じますが、多数のWebアプリが利用できますので、ブラウザーだけといってもかなりできることは多くなります。

タブごとに独立したサンドボックスとなるためウイルスやマルウェアに強いこと、また、シンクライアント的な使い方となるため、共通のアプリやサービスを一括提供したい法人、教育機関向けにピッタリでした。

こういった特徴があることから、海外では特に教育向けでシェアが高くなっています。また、現在日本で始まっているGIGAスクール構想での情報教育用端末としても、Chrome OSを採用する例が多くなっているようです。

面白いのが、データや設定のほとんどがGoogle Driveへと保存されること。異なるChromebookを使う場合でも、同じアカウントでログインすればデータや設定が同期され、ほぼ同じ環境を自動的に整えてくれるというのが便利です。

このChrome OSを搭載したモデルとして、Acer「Chromebook AC700」とサムスン「Chromebook Series 5」の2モデルが登場しました。

なお、Chrome OSはLinuxベースという点でAndroidと共通ですが、当初はAndroid用のアプリは動作しませんでした。この点を残念がる声が多かったのか、2016年9月にStableとなったChrome OS 53以降はAndroidアプリに対応し、より使いやすくなりました。

ちなみに、今年で10周年。3月にリリースされたChrome OS M89では、Androidスマートフォンを遠隔操作できるPhone Hub機能、クリップボードの拡張、仮想デスクトップの強化などがあり、さらに便利に使えるようになっています。

5月12日のおもなできごと

2011年、Googleが「Chromebook」を発表
2016年、ウエスタンデジタルによるサンディスク買収手続きが完了
2017年、任天堂がNintendo Switch版「マインクラフト」の配信開始
2017年、米マイクロソフトが「MRヘッドセット」開発者向けモデルの予約を開始
2020年、マイクロソフトが「Surface Go 2」を発売