SSDの低価格化が進んで広く普及し始めた頃に登場し、その高速性で注目を集めたのが「X25-M Mainstream SATA SSD」。

このSSDが発売されたのが、2008年の今日です。

初期のSSDは1つのセルに1bitのデータを記録するSLCのフラッシュメモリーが使われており、記録密度を高めるにはプロセスルールを微細化するしかないため、価格を下げにくい原因となっていました。

これに対してMLCは1つのセルに2bitのデータを記録可能。理論上、同じ価格で2倍の容量が実現できるようになりました。ただし、データの転送速度はあまり速くなく、速いものでも100MB/s前後、遅いものでは50MB/sくらいしかありませんでした。また、コントローラーによってはアクセス集中による処理速度低下が起こり、いわゆる「プチフリ」が問題となりました。

こういった状況で登場したX25-Mは、MLCという点であまり期待されていなかったものの、スペック上の速度はシーケンシャルアクセスでリード250MB/s、ライト70MB/sと、当時のMLC採用SSDの中ではダントツ。ランダムアクセスも高速で、人気モデルとなりました。

9月25日のおもなできごと

2004年、ソニーが最後のCLIE「PEG-VZ90」を発売
2008年、インテルが「X25-M Mainstream SATA SSD」を発売
2012年、Googleが初代7インチタブレット「Nexus 7(2012)」を発売
2015年、ドコモ・au・ソフトバンクが「iPhone 6s / Plus」を発売
2017年、ロジクールが「Jaybird RUN」を発売
2019年、アップルが「iPadOS」をリリース
2019年、任天堂が「マリオカートツアー」を配信開始

Source: インテル