日本のビジコンとインテルとが共同開発した、世界初のマイクロプロセッサーが「4004」。元々はビジコンの電卓向けとして開発されたものでしたが、その汎用性の高さから、後にインテルから販売されることになりました。

このCPUが発売されたのが、1971年の今日です。

開発されたのは、2048bitのROMとなる「4001」、320bitのRAMとなる「4002」、シフトレジスタの「4003」、そして、4bitのCPUとなる「4004」の4種類。主にCPUの設計はビジコンの嶋正利氏、ROM、RAM、シフトレジスタの設計はインテルのフェデリコ・ファジン氏が担当するという分担でした。

インテルのサイトによると、4004のトランジスター数は約2300、Pentium IIIは2800万、初代Coreは5億6000万となっていました。最新世代の情報は見つかりませんでしたが、どれだけ規模が変わったのか、この数字を見るだけでもわかります。

ちなみに嶋氏は後に、インテルに転職して8080を設計。さらにザイログの設立に加わり、Z80などを設計しています。Z80はPCやゲーム機はもちろんのこと、多くの組み込みマイコンとしても採用されましたから、セカンドソースや互換品も含めれば、お世話になったという人はかなりの人数になるのではないでしょうか。

11月15日のおもなできごと

1971年、インテルがマイクロプロセッサー「4004」を発売
2006年、インテルが「Core 2 Extreme QX6700」を正式発表
2013年、ソニーが世界初のフルサイズミラーレス「α7」を発売
2013年、ソニーが米国・カナダで「PlayStation 4」を発売
2013年、ソニーがミュージックビデオレコーダー「HDR-MV1」を発売
2018年、ガーミンがGPSウォッチ「Instinct」を発売


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