年もしくは月定額で、Adobe Creative Suiteのアプリケーションを利用できるサービスが「Adobe Creative Cloud」。

このサブスクリプションサービスが開始されたのが、2012年の今日です。

同時に発表されたAdobe CS6 Master Collectionには、Photoshop、InDesign、Illustrator、Dreamweaver、Premiere Pro、After Effects、Flash Professionalなどが含まれていますが、すべてが使える製品版の価格は33万円以上。これが年額6万円、もしくは月額8000円で使えるようになるというのですから、CCがかなりお得というのがわかります。

ただし、CS6の製品版は一度購入すればずっと使えるのに対し、CCは契約期間内だけの利用となるのが大きな違い。そのため、長く使えば使うほど、CCが割高だと感じてしまうでしょう。また、使わないアプリケーションも含まれている場合、さらに割高感が高くなります。

しかし、バージョンアップによる機能拡張などがあり、よく使うアプリケーションであれば、アップグレード版の購入は必須ともいえます。CCなら常に最新版が利用できるため、アップグレードによる追加料金はゼロですから、使わないアプリケーションがあったとしても、この点を考慮すれば、選ばない理由がありません。

最初は1プランのみでしたが、後にアプリケーションを絞った複数のプランが用意されるようになり、より使いやすくなりました。

当時はサブスクリプションが聞き慣れないものだったこともあり、買い切りで所有できないことに難色を示す人も多かったように思いますが、Adobe CCの成功で徐々に浸透。今ではMicrosoft OfficeやATOK、CAD、3Dモデリング、各種セキュリティソフトなど、多くのアプリケーションがサブスクリプションで提供されるようになりました。

5月11日のおもなできごと

1997年、IBMのDeep Blueがチェス世界チャンピオンのガルリ・カスパロフを破る
2002年、ソニーがチャンネルサーバー「CSV-S55」を発売
2012年、アドビシステムズが「Adobe Creative Cloud」を提供開始
2014年、インテル「Z97/H97」搭載マザーボードが発売開始
2014年、アクティブゲーミングメディアが開発室Pixelの「Kero Blaster」を発売
2020年、ドコモ・au・ソフトバンクが「新iPhone SE」を発売

Source: アドビ(Wayback Machine)