今やPCといえばノートPCが主流ですが、世界に先駆けノートPCというジャンルを開拓し、最初のモデルとして登場したのが「DynaBook J-3100 SS001」。

この世界初のノートPCが発売されたのが、1989年の今日です。

小型PCといえば、画面を一体化したラップトップPCがすでに登場していましたが、これをさらに小型軽量化。それだけでなく、電源が確保できない場所でも使えるよう、バッテリーまで搭載したというのが大きな違いです。

米国の計算機科学者であるアラン・ケイ氏が提唱した、本のような理想のコンピューターから名前をもらい、DynaBookと名づけられました。

DynaBook J-3100 SS001のスペックは、CPUが80C86、1.5MB メモリー、フロッピーディスクドライブ、ELバックライト液晶(640×400ドット)など。サイズはA4ファイルサイズと小さく、重量はバッテリーを搭載しながら約2.7kgと、当時としては非常に軽いものとなっていました。

価格は19万8000円。今聞くと高めの製品だと思ってしまいますが、当時のPCは数十万円するのが当たり前でしたから、むしろ激安といっていいレベルです。このおかげもあって、記録的な大ヒットモデルとなりました。

ちなみに「DynaBook」のブランドは、2003年に小文字の「dynabook」となっています。

なお、東芝のPC事業は2016年に東芝クライアントソリューションが引き継ぎ、2018年にシャープの子会社となりました。2019年にDynabook株式会社へと社名変更され、今に至ります。

6月26日のおもなできごと

1989年、東芝が初代DynaBookとなる「DynaBook J-3100 SS001」を発売
2004年、ソニーが「HMP-A1」を発売
2009年、日本エイサーが「AspireRevo」(ASR3600-A36)を発売
2009年、ソフトバンクが「iPhone 3GS」を発売
2014年、インテルが「Core i7-4790K」を発売
2015年、BOSEが「bose soundlink mini bluetooth speaker II」を発売
2019年、アマゾンが「Echo Show 5」を発売
2020年、映画「ソニック・ザ・ムービー」が公開

Source: Dynabook