エンスージアスト向けの高性能CPUシリーズとして、Core i9を含む9モデルが登場したのが「Core Xシリーズ」。

この最大18コア/36スレッドのCPUが発表されたのが、2017年の今日です。

インテルのLGA1151用のCPUはCore i7でも4コア/8スレッドしかなく、ライバルのAMDから登場したRyzen 7の8コア/16スレッドから大きく引き離されてしまいました。

一応、多コアCPUはエンスージアスト向けとしてLGA2011を採用したラインナップはあったものの、価格が高く、そのままでは到底Ryzenには敵いません。

この状況に危機感を覚えたのか、インテルが多コアCPUとして投入したのが「Core Xシリーズ」です。ラインナップは9モデルあり、そのうちハイエンドとなるCore i9シリーズでは、最下位モデルのCore i9-7900Xでも10コア/20スレッド。最上位のCore i9-7980XEでは18コア/36スレッドという、性能が高いものとなっていました。

とくにCore i9-7900Xは999ドルと破格といっていいほど安く、多コアCPUに注目していた人なら驚いたのではないでしょうか。

ただし、ソケットは新しいLGA2066となり、既存のCPUと互換性はなし。Core Xシリーズを使うには、チップセットにX299を採用したマザーボードへと買い替える必要があるなど、ハードルは高めでしたが……。

面白いのが、Core Xシリーズでも4コアという廉価なCore i5-7640X、Core i7-7740Xが用意されていたこと。4コアだとLGA1151用のCPUと変わりませんが、将来のアップグレードを見越して、LGA2066で組むというのにいい選択肢でした。

ちなみに、上位モデルはメモリーチャネル数が4つあるのに対し、この廉価CPUは2つだけ。利用できるメモリースロットが半減するため、メモリー容量重視でLGA2066のプラットフォームを使おうと考えている人には、罠となるCPUでした。

5月30日のおもなできごと

2001年、インテルが「Itanium」を正式発表
2014年、ソニーが「RX100III」(DSC-RX100M3)を発売
2014年、公益財団法人日本ユニフォームセンターが「冷却下着ベスト型」を販売
2014年、パナソニックが「QE-AL101」を発売
2017年、インテルが「Core Xシリーズ」を発表
2018年、ドコモがAIエージェント「my daiz」の提供開始