格安SIMを扱うMVNO事業者の先駆けとなった日本通信が、通話にまで対応したサービスとして投入したのが「talkingSIM」。

この音声対応の格安SIMが発売されたのが、2010年の今日です。

300kbpsという速度制限はありますが、上限なしにデータ通信が可能な「b-mobile SIM U300」に、音声通話を追加したのが「talkingSIM」。月額料金は2980円から3960円へとアップしてしまいますが、1050円ぶんの通話料(30秒21円)が含まれていたので、実質据え置き、もしくは値引きに近いものとなっていました。

当時は格安SIMがほとんどなく、大手キャリアのプランを選ぶしかなかった時代。それだけに、データ通信だけでなく、通話まで低価格で可能になる「talkingSIM」は、非常に魅力的でした。

とくにうれしかったのは、2年縛りがなかったこと。違約金なしに乗り換えが可能という、時代を先取りしたプランになっていました。ただし、この手軽さゆえに、他社のMNP割り引きを狙った踏み台として使われるという問題が起こってしまいましたが……。

現在は、選り取り見取りといってもいいほどMVNO事業者が増え、多彩なプランから自分にあったものが選べるようになりました。当時を振り返ると、感慨深いものがありますね。

7月30日のおもなできごと

2010年、日本通信が「talkingSIM」を発売
2010年、ドコモが「BlackBerry Bold 9700」を発売
2015年、Withingsが「Activité Pop」を発売
2015年、MISFITが「MISFIT FLASH」を発売
2016年、auがAndroidベースのかんたんケータイ「KYF32」を発売
2017年、インターステラテクノロジズが「MOMO初号機」を打ち上げ