1982年に初代モデルが発売され、80~90年代にかけてオフィス事務から生産現場、そしてホビー用途まで幅広く利用されたパソコンが「PC-9801」シリーズ。

この初代モデルが重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されたのが、2016年の今日です。

重要科学技術史資料は、失われてしまいがちな技術の歴史を残すため、産業技術史資料情報センターによって選定/登録、所在調査、系統化研究などが行われているもの。2008年度から登録が開始され、初年度には「カシオミニ」、「H-IIロケット7号機」などが登録されました。

2016年度に登録された「PC-9801」は、16bit CPUとなるi8086互換のμPD8086を搭載したPC。グラフィックは640×400ドットで、640×200ドットだったPC-8801シリーズを大きく上回る解像度となっていました。なお、FDDは内蔵されておらず、メモリーも128KB、漢字ROMも非搭載と、後年のモデルと比べると見劣りしますが、当時は必要なものは別途増設して使うというのが当たり前の時代でした。

PC-9801シリーズは制御用に使われることも多く、場所によっては今でも現役で動いているほどです。昨年の7月には、ゆりかもめ開業時から使用していたPC-9801NS/Rがついに引退になった、というTwitterへの投稿が話題になりました。

NECパーソナルコンピュータ公式アカウントとのやり取りもほっこりするので、リプライ欄まで読んでみてください。

9月6日のおもなできごと

2002年、アイ・オー・データがDVDマルチドライブ「DVR-ABH2」を発売
2007年、富士通がワンセグを搭載した「LOOX U50X/V」を発売
2012年、KOUZIROが21.5インチAndroid機「SmartDisplay FT103」を発売
2013年、マイクロソフトが「Sculpt Ergonomic Desktop」を発売
2016年、楽天Koboが防水電子書籍リーダー「Kobo Aura ONE」を発売
2016年、国立科学博物館が「PC-9801」などを未来技術遺産に登録
2019年、ソニーがデジタル一眼カメラ「α7R IV」を発売
2019年、アンカー・ジャパンが30Wの「PowerPort Atom lll Slim」を発売

Source: 国立科学博物館