4K解像度の高画質コンテンツを扱える新しい規格が、Ultra HD Blu-ray。この規格にいち早く対応したのが、パイオニアの「BDR-S11J」シリーズでした。
このPC用ドライブが発売されたのが、2017年の今日です。
UHD BDは4K解像度だけでなく、HDRへの対応も特徴。このドライブを使えば、PCでもUHDコンテンツが再生できるようになる……わけですが、当時としては非常に厳しい条件が多数ありました。
少し具体的に紹介すると、CPUがKaby Lake-S/HのCore i7/i5で、さらにIntel SGXに対応したマザーボードとビデオカード、HDCP2.2/HDMI2.0a出力が必須というものです。ザックリいえば、最新構成のPCで、かつ、従来サポートされていなかった機能が搭載されているものに限られており、ドライブだけあっても再生できませんでした。
当時もそうですが、今でも条件を満たすPCは意外と少なかったりします。再生環境の条件チェックツールが用意されていますので、自分が使用しているPCで再生できるのか気になる人は、試してみると面白いかもしれません。
ちなみにBDR-S11Jシリーズの内訳は、スタンダードの「BDR-S11J-BK」と、音楽CDの再生品質評価が可能なオーディオCDチェック機能を搭載した「BDR-S11J-X」の2モデルでした。
2月16日のおもなできごと
2002年、アップルが新iMac「iMac(Flat Panel)」(M8535J/A)を発売
2012年、パナソニックが3D対応デジカメ「LUMIX DMC-3D1」を発売
2015年、VAIOが「VAIO Z(VJZ13A1)」を受注開始