楽天の電子書籍サービス「koboイーブックストア」と同時に登場し、最初の対応端末として発売されたのが、「kobo Touch」。
この電子書籍リーダーが発売されたのが、2012年の今日です。
6インチのE-Inkを採用したコンパクトなモノクロ表示端末で、タッチ操作に対応。書籍を保存可能な容量は約1GBと少な目ですが、7980円という価格の安さが魅力でした。
機能面には影響ないとはいえ、同じ端末でもSoC違いで2種類あるというのも一部で話題となりましたね。同じ製品で微妙に仕様が違うというのは最近も聞いた覚えがありますが、たぶん気のせいでしょう。
書籍サービスの方はといえば、サービス開始を間に合わせるためか初期は色々と残念で、コンテンツ数が公表数とかけ離れていただけでなく、青空文庫からの転用や写真1枚だけの書籍が数多くあるなど、水増し疑惑までありました。これはのちに、消費者庁から怒られています。
とはいえあくまでこれは初期の話。その後は大手企業ということもあってコンテンツ数を着実に増やし、今では国内屈指のサービスとなっています。特に楽天サービスを幅広く使っている人だと、ポイント関連でかなりお得に使えますね。
7月19日のおもなできごと
2007年、ウィルコムが「Advanced/W-ZERO3[es]」を発売
2012年、楽天が「kobo Touch」を発売
2013年、ASUSが「MeMO Pad HD7」を発売
2014年、NHKと朝日新聞が「宇宙博 2014 ―NASA・JAXA の挑戦」を開催
2018年、Qrioが新しくなった「Qrio Lock」を発売
2019年、VAIOが12.5インチノート「VAIO SX12」を発売