CPU負荷を軽減する映像処理用のLSI、「SpursEngine」を搭載したノートPCが「Qosmio G50/F50」。

このAVノートPCが発売されたのが、2008年の今日です。

CPUを補助するために別のLSIを搭載するというのは以前からあり、テレビチューナーのMPEG2用エンコーダー/デコーダーなどが定番です。

SpursEngineがユニークなところは、PS3のメインプロセッサーとして採用されたCell Broadband Engineをベースに開発されていたこと。Cellの開発に関わっていた東芝だからこそできることですね。

当時のCPU(Core 2 Duo T9400/P8400)では厳しかったH.264へのリアルタイム変換、DVDへの倍速ダビング、SD画質の映像をHD画質へとアップコンバートする高画質化機能などで活躍してくれました。とくにH.264変換は強力で、画質の劣化を抑えながら、地デジを最大8倍録画(ファイルサイズ 1/8)できるというのが魅力です。Qosmioシリーズは地デジW録画に対応するなどAV機能の充実がウリでしたから、SpursEngineの搭載は自然な流れといえるでしょう。

7月18日のおもなできごと

2003年、ビクターが「InterLink MP-XP7310」を発売
2008年、東芝が「Qosmio G50/F50」を発売
2013年、ウィルコム「DIGNO DUAL 2」(WX10K)を発売
2016年、ソフトバンクが英ARMを240億ポンドで買収
2019年、IIJがMVNO初のeSIMサービス(ベータ版)を開始