大日本印刷(DNP)は、画面に直接触れずにタッチ操作ができる透明ディスプレイを開発しました。自動販売機や駅の券売機などでの利用を想定し、2022年度までに5億円の売り上げを目指すとしています。

最大の特徴は、ディスプレイ下部のモーションセンサーを使い、人の手の動きに合わせて操作できること。画面やカーソルに触れずに操作でき、人差し指を曲げるだけでクリックできるのも特徴です。

大日本印刷がYouTubeで公開した動画を見る限り、開発機の画面にはボタンやアイコンが大きく表示されるため操作がしやすそうですが、実際の指の動きとカーソルの動きには若干のタイムラグが生じるようです。

ディスプレイ側は液晶調光フィルムを透明スクリーンに貼り合わせた構造で、液晶調光フィルムのオン・オフを切り替えることで、立体的な映像を表示できます。

画面に触れずに操作できる“タッチレスディスプレイ”は、大日本印刷のほかに、ジャパンディスプレイの静電容量式や、富士通フロンテックの赤外線センサーなどを活用し、レジやATMなどに導入する動きが広がっています。

参考記事:

触れずに操作するタッチパネル、ウェンディーズのセルフレジに試験導入(2020年11月)

JDI、画面を触れずに操作できる「ホバーセンサ」開発(2020年11月)


source:大日本印刷