将来のMacBook Proはトラックパッド巨大化、光で操作領域を表示?

キーボードをトラックパッド化する特許も取得

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年08月5日, 午後 03:50 in Apple
0シェア
FacebookTwitter
trackpad

現在のMacBook Proのトラックパッドは過去のように物理的に動く部分がなくなり、完全に圧力感知センサー式に置き換えられています。ほぼ仮想化しているとも言えますが、将来的には必要に応じて動的に縮小、拡大、あるいは位置を変更できる可能性を示すアップルの特許が明らかとなりました。

アップルが2018年4月に出願し、8月4日に取得した「ダイナミックトラックパッド付きの照明内蔵デバイスエンクロージャ」なる特許は、従来のトラックパッドを含む入力機器が柔軟性や適応性に欠けていると指摘。そのうえで上部がディスプレイ、下部が「動的インプット表面」のデバイス、すなわちMacBook Proのようなクラムシェル機器を提案しています。

特許の一部は仮想キーボードに言及しつつも、大部分はキーボードの前にあるエリア、つまりトラックパッドがある領域に関する記述です。アップルが「筐体の下部」と呼ぶ部分には半透明層と発光素子が含まれ、それらが「動的な入力領域を照らすように構成されている」とのこと。

そう聞くとバックライト付きキーボードのようですが、違いはトラックパッド領域の全体を照らさないということです。照明は、どの部分にどのような操作が割り当てられているかをユーザーに示すために使われます。要は使用状況やアプリによって広さや機能が変えられる「動的トラックパッド」が想定されているわけです。

trackpad

そうした動的トラックパッド(特許では「動的入力領域」)は全面が入力を検出するようにもできれば、指定された一部の領域だけをアクティブにもできる。これによりユーザーの好みに基づいて様々な位置やサイズでアクティブ入力領域(動的トラックパッド)をカスタマイズできる可能性があるとされています。

具体的にどういった使い方ができるのか。たとえば動画編集ソフトFinal Cut Pro Xで作業しているときはタイムラインを移動しやすいよう動的トラックパッドの幅を広めに取り、それからPagesに切り替えると自動的に縮小して意図しないタッチを避けられるといった具合です。

ほかアップルは「タッチセンサー付きキーボード」と題された特許を同じ日に取得しており(こちらは2017年3月申請)キーの上に静電容量式などのタッチセンサーを内蔵したカバーを被せてトラックパッド代わりにできる機器を研究している可能性を示しています。

trackpad

アップルのような大手ハイテク企業は毎週のように多くの特許を申請および取得しており、そのうち実用化にいたるものはごく一部です。とはいえ、面積が限られるノート型デバイスでデスクトップ並みの広い入力領域を外付けオプションなしに実現できれば便利になるはずであり、理想的なかたちでの製品化を待ちたいところです。

Source:USPTO(1),(2)

Via:AppleInsiderr(1),(2)

 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: Apple, macbookpro, trackpad, Patent, backlight, news, gear
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents