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開催か中止か、モメにモメた東京2020オリンピックですが、すでに選手団も来日、交通規制もスタートして、もはや開催待ったなしの状況のようです。無観客での開催なので中継を観戦する方法のみとなりました。

オリンピック開催に不満はあれど、頑張るアスリートは応援したい。そんな方のために、少しでも自宅で快適に応援できる製品を厳選してご紹介していきます。

まず初回は、ハイエンドテレビです。テレビといえばもはや4K/HDR対応が当たり前ですが、ハイエンドからローエンドまで沢山の商品がひしめき合うなか選択ポイントは、

1. 65インチ以上の大画面

2. 4K放送が直接見られる4Kチューナー搭載

3. 競技スピードに対応できる有機EL倍速パネル

という条件で選んでみました。なおオリンピック終了後にも4K/HDRが長く楽しめるよう、VODサービス対応も必須としました。なお夏の新製品もいくつか発表されていますが、オリンピック開会前に買えないのでは仕方がありませんので、すでに発売されているモデルから選んでいます。

■全部入りが好評、パナソニック「VIERA TH-65JZ2000」

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Amazon価格448,000円、楽天ビック価格498,000円

今年5月に発売になったVIERA JZ2000シリーズの65インチモデルが「TH-65JZ2000」です。高コントラストを誇る有機ELですが、さらにパネルの発光性能向上のために新素材で裏打ち、バックカバー一体型の放熱プレートと重ねるといった独自設計となっており、こちらは特許出願中だそうです。

パナソニック 65V型 有機EL テレビ TH-65JZ2000 4K(Amazon)

パナソニック 65V型 有機EL テレビ TH-65JZ2000 4K(Rakuten)

加えてコンテンツの種類や環境に応じていちいち人が設定変更しなくて済むよう、AIによって自動的に画質と音声を調整していきます。

HDR対応も抜かりなく、放送向けのHLG、シーンごとにHDR情報が切り替わる「HDR10+」対応はもちろん、HDR10+の情報をさらに部屋の明るさも加味しながら自動調整する「HDR10+ ADAPTIVE」にも対応します。

スポーツ観戦で重視される倍速駆動では、映像内で動く被写体と背景を分離して倍速補間を行なったり、高速で画面の一部に黒挿入を行い、動きを「切る」ことで残像を減らすクリアモーションも搭載します。

オーディオもなかなか奮っています。正面にフルレンジ3発、両サイドにワイドスピーカー2発、背面にウファー+パッシブラジエータを装備。さらに上向きにイネーブルドスピーカーを2発搭載し、なんとテレビ本体だけでDolby Atmosに対応します。テレビ放送では未だDolbyサラウンド止まりですが、VODサービスではDolby Atmos作品も増えてますので、今後も長く楽しめるはずです。

また地味なところですが、本機はBluetoothトランスミッタとレシーバを内蔵しています。スピーカーで音が出せない時は、お手持ちのBluetoothイヤホンで楽しめるほか、スマホの音楽をテレビで流すこともできます。意外にこの機能、テレビでは珍しいです。

リモコンにはNetflix、Prime Video、Hulu、U-NEXT、Rakuten TV、ABEMAのダイレクトボタンを搭載し、お好みのVODサービスを一発で起動できます。特にNetflixに対しては、特別にチューニングされた専用映像モードがあり、昼はスポーツ、夜は映画と1台何役もこなします。いつ仕事するんだ、という話はおいといて。

もちろんHDDを繋げば録画も可能で、4Kチューナーは2系統ありますので、見たい競技が被った際も裏番組録画で安心です。スマートスピーカー連携はGoogle アシスタントとAmazon Alexaに対応します。

店頭価格は428,000 ~ 450,000円といったところ。ハイエンドモデルですので少々値は張りますが、追加投資なしで十分楽しめる全部入りは魅力です。

なおパナソニックでは「ホームビューイング キャンペーン第3弾」として、4月23日から7月25日までにVIERAをお買い求めいただくと、最大5万円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンも実施中です。

パナソニック 65V型 有機EL テレビ TH-65JZ2000 4K(Amazon)

パナソニック 65V型 有機EL テレビ TH-65JZ2000 4K(Rakuten)

■圧巻の77インチ、ソニー「BRAVIA XRJ-77A80J 」

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Amazon価格570,000円、楽天ビック価格570,000円

オリンピックは大画面で観たい方向けに77インチを探してみました。上位モデルの「A90J」シリーズもあるところですが、こちらは65インチの上はいきなり83インチになってしまいますし、そもそも執筆時点ではまだ売ってませんでしたので、現行モデルの有機ELで一番大きい本機をご紹介します。

ソニー 77V型 有機EL テレビ ブラビア XRJ-77A80J(Amazon)

ソニー 77V型 有機EL テレビ ブラビア XRJ-77A80J(Rakuten)

ソニーではこの4月より、人の脳のように映像を認識する認知特性プロセッサー「XR」を搭載した新シリーズ「BRAVIA XR」を展開しています。彩度/色相/明度を3次元で検出することで、より人の目に近い色合いを再現するとしています。また地上波のHD信号を4Kにアップコンバートする際にもXRプロセッサを駆使した映像分析により、質感の高いアップコンバートを可能にしています。地上波放送は、画面がデカイとそれだけアラが目立つところですので、アップコンバート性能は重要です。

HLG、HDR10には対応しますが、唯一の弱点としてはHDR10 +以上には対応していないところ。今年6月26日発売の最新モデルですが、HDR10 +に期待するよりテレビ側で処理したほうが綺麗、という自信の現れでしょうか。

音声も特徴的です。大画面になるとスピーカーの位置と画面内の人物の位置のズレが気になるところですが、本機は画面そのものをアクチュエータで振動させて音を出す「アコースティックサーフェス オーディオ プラス」を採用。画面の中から音が出てきます。また上向きスピーカーも内蔵しますので、こちらも本体だけでDolby Atmos対応です。

加えて、音のボリュームを変えず人の声だけをアップダウンする「ボイスズーム」を搭載。聞こえにくいセリフを大きくするだけでなく、スポーツ中継で実況がうるさい! というときに、実況だけを小さくできます。

加えて本機はBluetoothトランスミッタを内蔵しています。スピーカーで音が出せない時は、お手持ちのBluetoothイヤホンでお楽しみください。

HDDを繋いでの録画も可能で、4Kチューナーは3系統です。スマートスピーカー連携はGoogle アシスタントとAmazon Alexaに対応します。リモコンにはHulu、Netflix、U-NEXT、Prime Video、ABEMA、TSUTAYA TV、YouTube、My BRAVIAのダイレクトボタンを備えます。

店頭価格は633,800 ~ 658,000円といったところ。なおソニーでも「おうちエンタメ応援キャンペーン」を実施中で、7月26日までに対象のBRAVIAとレコーダ/サウンドバーをセットで買うと、最大5万円キャッシュバックがもらえます。

ソニー 77V型 有機EL テレビ ブラビア XRJ-77A80J(Amazon)

ソニー 77V型 有機EL テレビ ブラビア XRJ-77A80J(Rakuten)

■タイムシフトマシン搭載の重量戦艦、TVS REGZA「REGZA 65X9400S」

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Amazon価格381,362円、楽天ビック価格415,800円

現在ハイセンス傘下にあるTVS REGZA株式会社ですが、4月30日発売のX9400Sシリーズから、65インチの65X9400Sをチョイス。同社からはここのところ矢継ぎ早に新製品が発表されているところですが、拡張性という視点で見ると、こちらがなかなか面白いテレビです。

東芝テレビ 4K有機ELレグザ 65X9400S(Amazon)

東芝テレビ 4K有機ELレグザ 65X9400S(Rakuten)

画質面では、アップコンに「超解像」という言葉を流行らせたのがREGZAチームの功績かと思いますが、本機は超解像だけでなく、クラウド上にある番組パラメータを参照して地デジのアップコンを行うという離れ業、「地デジAIビューティPROⅡ」を搭載しています。したがってこの機能を使うにはネット接続が必須です。HDRはHLGほかHDR 10+、HDR 10+ ADAPTIVEまで対応します。

音質面では左右それぞれにフルレンジスピーカー×2とハードドームツイーター×1、中央には重低音バズーカユニットとしてウーファ×2とパッシブラジエータ×2、裏面にはシルクドームトップツイーターを左右に1つずつと、合計10スピーカー構成となります。アンプもトータル出力142Wというメガ盛り仕様です。さらに市販のスピーカーも接続できる、外部スピーカー端子も備えています。

ただし本体のみではDolby Atmosには対応してません。加えてARCには対応しますが、より広帯域のeARCには対応してません(上記2モデルは対応しています)。これで何が困るかというと、Dolby Atmos対応のサウンドバーを繋ぐ際に、テレビ側のVODサービスからDolby Atmos音声を送り出すことができません。その場合はFireStick 4Kみたいなのをサウンドバー側に直挿ししてテレビ側に映像を出せば済むんですが、ちょっと周辺機器が増える感じです。

それでも本機を推すのは、HDMI入力がなんと7つもあるからです。ケーブルテレビのSTBやVOD機器、ゲーム機、カメラ、レコーダ、サウンドバー、パソコンなどいろんな機器を繋いで拡張していきたい、HDMI4つじゃ足りないという方にはもってこいかと思います。

HDD録画もタイムシフトマシン内蔵ですので、地デジ6チャンネル全録可能です。さらにおすすめ番組を自動録画する「おまかせ録画」や、4K放送の裏番組録画にも対応します。スマートスピーカー連携は、Google アシスタント、Amazon Alexaのほか、LINE Clovaにも対応します。リモコンはABEMA、Netflix、Hulu、U-NEXT、YouTube、Prime Videoのダイレクトボタンがあります。

実は内緒ですが難点がもう一つありまして、本体重量がなんと46kgもあります。奥様をお姫様抱っこしてテレビ台に乗せられる強者のみが1人でセッティングできますので、そうでない方は2人以上の人数か力士をご手配ください。

店頭価格は370,000 〜 440,000円といったところです。なおオリンピックとは関係なしにレグザ発売15周年スペシャルキャンペーンとして、8月16日までに対象テレビとレコーダをセットでお買い上げいただくと、抽選で1,000名様に10万円のキャッシュバックが当たります。

東芝テレビ 4K有機ELレグザ 65X9400S(Amazon)

東芝テレビ 4K有機ELレグザ 65X9400S(Rakuten)