トランプ大統領への事実確認ラベルについてマーク・ザッカーバーグがTwitterを批判

TwitterのCEOも「真実の裁定者になるつもりはない」と反論

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2020年05月29日, 午後 02:25 in trump
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Chip Somodevilla via Getty Images
Engadget Japan

2020年5月26日(現地時間)に、Twitterがトランプ大統領のツイートに事実確認を促すラベルを付与。これに怒ったトランプ陣営がTwitterの従業員を名指しで批判するなど騒動が大きくなっていますが、件の「事実確認ラベル」について、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOが批判をしました。

ザッカーバーグCEOは5月28日(現地時間)のFOXニュースのインタビューで、「FacebookはTwitterとは異なるポリシーを持っており、一般の企業が真実の裁定者になるべきではないと考えている」とコメントし、今回のTwitterの行動を批判しました。

これに対し、Twitterのジャック・ドーシーCEOは「今回のアクションは私たちを真実の裁定者にするものではありません。私たちは、選挙に関する情報の矛盾をなくし、正しい情報を示すことで、人々が自分で判断できるようになることが目的です」と反論。真実の裁定者になるつもりはないものの、引き続き誤った情報を指摘し続けると主張しました。

世の中に大きな影響を与える大手SNSの代表同士で丁丁発止のやり取りが行われた後、トランプ大統領が今回の事実確認ラベルへの報復ともとれる行動を起こしました。なんと「言論の自由を守る」という名目で、オンラインプラットフォームによる「検閲」を取り締まるための大統領命令に署名したのです。

トランプ大統領は「ソーシャルメディアプラットフォームを強く規制するか閉鎖させる」との考えをTwitterで表明していましたが、ついに実行に出たというわけです。大統領命令についての詳細はこちらの記事で解説しています。

この大統領命令はTwitterだけでなく、Facebookも他人事ではありません。「SNSは真実の裁定者になるべきではない」という意見は一致しながらも、政治家の記事のファクトチェックは行わないFacebookと、疑わしい意見は指摘しようとするTwitter。今回の大統領命令で両社がどのような行動を起こすのか注目です。

 
 

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