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Twitterは2月末、Analyst Dayと称するイベントで、いくつかの新機能を今後テストする予定だと発表しました。その1つである“Super Follow”機能につき、アップルに支払う手数料などの詳細について説明しています。

Twitterの消費者向け製品責任者であるKayvon Beykpour氏は、The VergeのインタビューでAnaylst Dayにて言及された新機能の数々を語り、その場で初めて明らかにされたSuper Followのことも詳しく述べました。

Super Followは多くのフォロワーを持つ人たちが、お金を払ったフォロワーに対してだけ特別なコンテンツを提供できる有料機能です。つまりiOSやAndroidアプリ上で行えば必然的にアプリ内課金が伴うために、アップルやGoogleへの手数料の支払いは避けることは困難です。もしも独自の支払い手段を用意して迂回しようとした場合、ほぼ確実にEpic Gamesのようにストアからのアプリ削除や開発者アカウント停止が待ち受けています。

この問題について、アップルと30%の手数料支払いを話し合うかかどうか尋ねられたBeykpour氏は「たとえ10ドルが30%の手数料のために7ドルに下がっても、それは以前のTwitterが稼げた額よりも7ドルも増えたには違いないんです。誤解しないで欲しいんですが、7ドルよりも9ドル欲しいとは思っていますけど、結局のところわが社が1つのプラットフォームに直接影響を持っているわけではありません。だから、今はそこは焦点ではないんです」と述べています。

またBeykpour氏は今のところの主な目標が「クリエイターがお金を稼げること」だと強調しています。「Twitterは何らかの形で取引に関わってコストを回収するかもしれませんが、収益を最大化することが目標ではありません」「Twitterのサブスクリプションのように、将来的に行うかもしれない他のこととは一線を画している」とのこと。Twitterは今後サブスクを提供してユーザーから収益を上げる方法を模索すると公式に表明していますが、Super Followはそれとは別枠で、自社の稼ぎは二の次のようです。

さらにBeykpour氏はアップルやGoogleの30%手数料、いわゆるアップル税やGoogle税に対しても肯定的な意見を述べています。「プラットフォームやアプリストアには、デジタルグッズやアプリ内課金を促進するために、開発者が活用できるような試行錯誤されたワークフローやフレームワークがあると思います。それには(開発者にとって)コストもかかりますが、コンバージョンの増加やシンプルさの向上、不正行為の減少といった多くのメリットもあります」とのことです。

そしてBeykpour氏はストア税には賛否両論あると認めつつも、「私たちは1つのプラットフォームに限定しているわけではありません」と述べており、1つ1つのプラットフォームと揉め事を起こすつもりはない方針がうかがえます。

Epic GamesのフォートナイトやSpotifyなどはすでに莫大な収益を上げているため、もっと稼げるはずが不当に搾取されているとの不満が募ってくるのかもしれません。それに対してTwitterは、そもそもApp StoreやGoogle Playストア経由でユーザー支払いが生じたこともなく、App Store税を争う以前に「まずユーザー1に1ドルでも多く支払ってもらうこと」が最優先の課題と言えそうです。

Source:The Verge

via:9to5Mac