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Mike Blake / Reuters

Twitter社は15日、アクセシビリティ(心身の機能に制約ある人でも、等しくアクセスできて利用しやすくすること)の向上を目的として、動画に自動キャプション(字幕)を付けるサービスの展開を始めたと発表しました。

公式アナウンスによると、本機能はモバイル版のiOSおよびAndroid版アプリやWeb版での「ほとんどの言語」でグローバルに提供されるとのことです。具体的には日本語を含む30カ国語以上だと、米TechCrunchへの声明で明らかにしています。

モバイル版ではミュートされた動画の視聴を始めると、キャプションが自動的に表示されます。また音量を上げた場合でも、スマートフォンのアクセシビリティ設定により表示を続けるようにすることも可能です。

ただし、注意すべき点が2つ。1つは自動キャプションが付くのは、15日以降にアップロードされた新しい動画だけということ。それ以前の古い動画には字幕が付きません。また不正確なキャプションや筋の悪い字幕があったとしても、それを運営に報告する方法もありません。Twitter広報は「アクセシビリティ機能を改善する方法を常に検討しています」とThe Vergeに語っています。

Twitter社はアクセシビリティ機能の改善を続けていますが、たびたび配慮が行き届かないことがあります。たとえば2020年6月に音声ツイート機能を導入したものの、文字起こし機能がないことが批判を集め、その直後に社内にアクセシビリティ専門チームがなかったことが明らかに。それを受けてアクセシビリティに特化したチームが結成されましたが、音声ツイートへの字幕追加は約1年後のことになりました

ちなみにTwitterの音声チャット「スペース」では、早い時点で文字起こし機能が導入済みです。様々な個性を持つ人たちが垣根を越えて交流できるよう、今後もアクセシビリティ機能の充実を望みたいところです。

Source:Twitter Support

via:The Verge