Twitter reactions
Nima Owji

Twitterは今年、有料プランTwitter Blueを一部諸国で提供を開始したり、音声チャット「スペース」機能を追加したりと非常に忙しい年でした。あと数日で12月となりますが、まもなくiOS版Twitterに絵文字リアクションの追加や反対投票システムが実装されるかもしれない手がかりが発見されました。

リバースエンジニア(アプリを解析して未発表の新機能を見つける人)のNima Owji氏によると、iOS版Twitterアプリのコード内に「うれし涙」や「手を叩く」「泣き顔」「考える顔」といった4つの新たなリアクションに関する記述が見つかったとのことです。本機能はTwitterが今年初めにアンケートを取り、5月にテストしている手がかりが報告され、9月にはトルコでテストしていることが公式に明らかにされていました。

アンケート段階では絵文字の候補に「怒り」や「炎」などが含まれていたものの、結局は除外される模様です。昨今のTwitterでは感情のぶつかり合いが珍しくないなか、やはり文字通り火に油を注ぐリアクションは避けられたのかもしれません。

さらにNima氏は、Twitterが「反対投票」に関するデータを保存できるようになっており、本機能が遅かれ早かれリリースされる可能性があるとも述べています。また「反対投票」ボタンの位置も変更されて「いいね!」ボタンの前に表示されるようになったとのことです。

ここでいう「反対投票」とは、大手掲示板Redditに採用された「downvote」機能に相当するもの。すなわち投稿へのリプライのうち、会話に関係ない、望ましくないものに反対票を投じられるシステムです。本機能は7月にテスト中であることが公式に表明されており、当時は賛成投票ボタンが「いいね!」に取って代わっていました(今回は賛成投票ボタンなし)。

また、反対投票の仕組みを次のように説明する新たなタブも追加したとのことです。

  • 反対投票ボタンのタップ:会話に関係ないと思われる返信を見かけたら、反対投票してお知らせください。

  • 反対投票は非公開です。あなたの投票は公開されず、ツイートの投稿者やタイムライン上の他の人に共有されることはありません。

  • Twitterをより良くするためにご協力ください。あなたのフィードバックは、より質の高いコンテンツを優先的に提供するために役立てられます。

さらにNima氏は、反対投票がリプライの並べ替え機能と連動しているとも報告しています。

これにより各ユーザーはすべてのリプライを見るか、それとも自分に関連するもの(不快感を与える可能性あるリプライは排除)だけに限るかを選べるようになるようです。コード内では以下のように説明されているとのことです。

  • あなたに関連するもの:あなたがフォローしている人からの返信や、あなたにとって最も興味のありそうな返信を表示します

  • すべての返信:不快感を与える可能性のあるもの、有害なもの、攻撃的なものを含むすべてのリプライ

7月の時点では、Twitter社は投票によりリプライの順番が変わるわけではないと説明していましたが、反対投票を多く集めたリプライは非表示にするフィルタを掛けられるよう変更したのかもしれません。

多くの人から反対を投じられたリプライは、元の発言をした本人も目にしたくない可能性が高いはず。本機能がいつ正式リリースされるか不明ですが、利用可能になりしだいエンガジェット日本版でもお伝えする予定です。

Source:Nima Owji(Twitter)

via:9to5Mac