The Twitter App loads on an iPhone in this illustration photograph taken in Los Angeles, California, U.S., July 22, 2019.    REUTERS/Mike Blake

2020年7月29日(現地時間)、Twitterは不適切な情報の拡散を防ぐため、危険なコンテンツにつながるリンクをブロックする方針を発表しました。

これまでもTwitterでは犯罪や暴力行為につながる内容や、差別的な行動を助長するといった危険な内容のツイートを制限していましたが、リンクは対象外でした。今回のポリシー変更によって「ルールの抜け穴」がなくなるというわけです。

Twitterによると、マルウェアを含むリンクやフィッシングサイトにつながるリンク、テロ行為、暴力的行為、児童の性的搾取などの危険なコンテンツにつながるリンクが対象になるとのこと。ブロックするリンクの選定は、自社ツールで判別するほか、スパムおよびマルウェア対策に強い第三者機関の情報やユーザーからの報告を基に実施。その後、有害性の度合いによって、ブロックするか警告文を表示するかの判定が行われます。

リンクがブロックされるとエラーメッセージが表示され、そのリンクを含んだツイートやダイレクトメッセージの送信、プロフィールに含むことができなくなります。今回変更されたポリシーは2020年7月30日(現地時間)から適用され、以降は危険なリンクを共有した場合にツイートの削除が求められるほか、最悪の場合はアカウントの凍結もあるとのこと。

今回のポリシー変更により、ユーザーが安全でないコンテンツに意図せずにアクセスしてしまう機会は減ると思われます。一方で、ユーザーを保護するためのポリシー変更ではあるものの、差別的ツイートの目立つトランプ大統領にとっては多少居心地の悪い状況になる可能性もありそうです。

28日(現地時間)には「誤った情報を含むビデオ映像を拡散した」として、Twitterがトランプ氏の息子のアカウントを一時的に制限しており、そのビデオ映像をシェアしたトランプ大統領のツイートも削除されました。ツイートの内容だけでなくリンクをも制限対象とした今回のポリシー変更が、新たな波紋を呼ぶかもしれません。

Source:Twitter