Spaces
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Twitterは3日(米現地時間)600人以上のフォロワーがいるユーザーが音声チャットサービス「Spaces(スペース)」を主催できるようになったと公式ブログで発表しました。すでにiOSおよびAndroid版の公式アプリで利用可能となっています。

スペースは先行していたClubhouseのように音声でグループ会話ができるサービスです。今年初めから一部ユーザーに限定してベータテストが行われており、4月中のリリースが予告されていましたが、少しずれ込んだかっこうです。

なお、主催する資格を今なお条件を付けているのは「これらの(600人以上のフォロワーがいる)アカウントは、既存の観客がいるため、ライブ会話の開催に向いていると考えられる」から、とのことです。さらに「すべての人にスペースを作成する機能を提供する前に、より多くのことを学び、スペースを簡単に発見し、人々が素晴らしい観客と一緒にスペースを楽しめるようにすることに重点を置いています」とも述べており、いずれはフォロワー1人であれ主催できることを目指している模様です。

スペースの始め方は、iOS版では投稿ボタンを長押ししてからスペース(泡が菱形に並んでいるボタン)をタップ。Android版では「+」(投稿ボタン)をタップするとスペース開始ボタンが現われます。

spaces

スペースを開催できるユーザーの拡大に加えて、Twitterは主催者が利益を得る手段としてチケット販売機能にも取り組んでいることを明らかにしています。チケットの価格や販売数も設定できる見通しとのこと。またTwitter側はチケット販売から「若干の」収益しか徴収しないとも述べています。

TwitterはClubhouseを買収協議したものの物別れに終わったと噂され、時系列的に考えればその交渉中にスペースの開発を始めていた可能性が高いと考えられます。また一方で、Facebookが実験的アプリHotlineを米国でリリースし、音声チャットサービス業界の競争は加速度的に激化しています。

すでに日本では一時のClubhouseブームは醒めやり大量に参加していた芸能人はほぼ撤退、一部のよもやま話好きの人々がたむろするか自己啓発セミナー系をよく見かける印象があります。自動字幕機能やツイートを固定表示できるなど、Clubhouseにない独自機能を持つスペースがどのような波紋を及ぼすのか見守りたいところです。

Source:Twitter(Blog)