Twitter
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Twitter社は一部のモバイル版(iOSおよびAndroidアプリ)ユーザーを対象に、会話の途中で広告を挿入するテストを始めると発表しました。すでにTwitterのタイムラインには多くの広告が溢れているとの声もありますが、Twitter社にとっては十分ではなかったようです。

この発表は、Twitter社のレベニュープロダクトリード(収益を上げる製品リーダー)であるBruce Falck氏が発信しているものです。Falck氏のツイートによると、このグローバルテスト、つまり地域の制約ない実験に選ばれたユーザーは、元発言につけられたレスポンスの1つ目、3つ目、8つ目の後ろに広告が表示されるとのことです。

このテストにつきFalck氏は、Twitter社が「クリエイターと広告主にとって、価値を創造し、インセンティブを調整する広告サービスを構築する大きなチャンス」と考えているとも語っています。さらに今後数か月にわたってこのテストを行い、Twitterの利用にどのような影響を与えるかを把握する予定とのことです。

また「さまざまな頻度、レイアウト、文脈に応じた広告、異なる挿入点などをテストします。そして得られた結果を検証し、恒久的なものにするかどうかを判断します」と語っており、これが最後の広告追加どころか始まりでしかない模様です。

ただFalck氏は自社や広告主の利益ばかり話しているのではなく「私たちは広告主のために本機能を試すことに興奮していますし、ツイートの作者やクリエーターに報酬を与える機会をどのようにして増やすことができるかを検討したいと思っています。お楽しみにしてください(more to come)」とも付け加え、ユーザーにも還元する可能性を示唆しています。ただ、収益の還元方法について具体的な説明はありません。

一部のユーザーからは、YouTube Premiumのような「月額料金を支払う代わりに、タイムラインから広告を除去」プランの要望も聞こえてきました。が、それに応じれば広告クライアントにとってTwitterの魅力が落ちる可能性もあるはず。Twitter社としては、今後もあらゆるすき間に広告を詰込んでいく方針かもしれません。

Source:Bruce Falck(Twitter)

via:The Verge