著名人Twitter大量乗っ取り、トランプ大統領が免れたのは「追加の保護」のため?

2017年にTwitterは保護を強化していました

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年07月17日, 午後 06:45 in Twitter
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SOPA Images via Getty Images
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先日発生したTwitterの認証アカウント大量ハッキングの問題は、オバマ元米大統領、ジョー・バイデン米大統領候補、イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾス、カニエ・ウェストら著名人が被害に遭い、ビットコイン詐欺に加担するツイートの拡散に利用されました。しかし、なぜか最も著名なTwitterユーザーのひとり、トランプ米大統領のアカウントは、この問題に影響されることがなかった模様です。

その理由は、もしかするとTwitterがトランプ大統領のアカウントにのみ、追加の保護機能を実装しているからかもしれません。New York Timesによると、トランプ大統領のアカウントは「過去に発生した事件」のあと、追加のセキュリティ保護が施されているのだそう。

過去の事件とは何かが気になるところですが、これについてThe Vergeは、2017年11月2日に発生したTwitter従業員(当時)が退職の日にトランプ氏のアカウントを無効化した事件ではないかと指摘しました。この問題は11分という短時間で解決されたものの、Twitterは翌日「二度とこのようなことが起こらないようセーフガードを導入した」と発表していました。

一方、テクノロジー系メディアMotherboardは、ハッキングに使われたと推定されるTwitter管理ツールのスクリーンショットがアングラコミュニティに共有されていたと報告しています。しかし、その管理ツールには「セーフガードを導入した」トランプ大統領のアカウントへのアクセス権がなかった可能性があるとThe Vergeは推測しています。

ただしこれはあくまでも推測で、Twitterがこの件に関するThe Vergeの質問に対応していない現状では、実際のところを我々が知る由もありません。

今回のハッキングで攻撃されたアカウントは約130人ぶんにものぼるとされます。Twitterはその中の「ごく一部について、攻撃者はアカウントを制御でき、ツイートができた」と説明しています。

この件に関してはすでにFBIが調査に入り、さらにニューヨークのアンドリュー・クオモ知事も調査を指示したと発表しました。Twitterは被害を受けたアカウントの非公開データが漏洩していないかを継続的に調べており、何らかの結果があれば速やかに報告すると述べました。

source:The Verge

 
 

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