Natalie Behring / reuters
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2018年に米アリゾナ州テンピでUberが起こした自動運転テストカーによる歩行者死亡事故は、調査当局がUberに対する刑事責任を追及する根拠はないと判断したことで、Uberは自動運転システムの開発を再開できました。

しかし警察はこの事故が「完全に回避可能だった」としており、事故発生時に職務を怠りテストカー内で動画ストリーミングサービスを視聴していたオペレーターのラファエラ・バスケス氏については、その責任が問われる可能性があるとされていました。そしてこの8月には、テンピが属するマリコパ郡でバスケス氏が過失致死の容疑で起訴され、今週の公聴会でバスケス氏は無罪を主張したと伝えられました。

地元警察および米国家運輸安全委員会(NTSB)が行った調査の結果、事故はUberではなく、バスケス氏が前方注視および危機回避操作を怠ったのが主な原因だったと結論づけられています。バスケス氏は事故当時、覚せい剤の一種メタンフェタミンの検査で陽性反応を示したとされます。また事故時は、テストカーであるボルボXC90の自動緊急ブレーキシステムがテストのため無効化されており、緊急時はオペレーターが制動操作をすることになっていました。

バスケス氏への判決は2021年2月に下る予定です。

source: Maricopa County Attorney’s Office
via:AP