Ubisoft、社内セクハラ問題から芋づる式に幹部が辞職。新作イベント直前

新作イベントは13日午前3時配信

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年07月12日, 午後 04:15 in ubisofttoronto
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NurPhoto via Getty Images
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先月発覚したUbisoftトロントオフィスでの女性従業員への暴行およびセクハラ問題により、暴行を行っていた共同創業者でバイスプレジデントのMaxime Bélandが辞任しました。しかし問題はそれで幕引きにはならず、さらに暴行や嫌がらせと言った問題で数人の幹部がこのゲームメーカーを去ることが明らかになっています。

仏UBIsoftは7月11日、チーフクリエイティブオフィサーのSerge Hascoët、グローバルヘッドのHR Cécile Cornet、UbisoftカナダのマネージングディレクターYannis Mallatが退職することを発表、「不正行為や不適切な行動に関する疑惑および告発への対応のために厳格な調査を開始した」ことによるものだと述べています。これにより、UBIsoftは数週間で4人もの役員が退任することになりました。

特にHascoëtは、Ubisoftの人気ゲーム『レイマン』『アサシン クリード』『The Division』といったゲームの開発を指揮していた幹部であり、Bélandの辞任の際に懲戒を受けていたTommy FrançoisはHascoëtの右腕とされていました。

フランスの新聞社リベラシオンは、Ubisoft CEOのYves Guillemotに近い人物としてHascoëtに関する疑惑を伝えました。一方、Kotakuは、トロントオフィスの100人を超える従業員が署名付きで「ハラスメントやスタジオ内で身の危険を感じることに重大な懸念を抱いている」とUbisoftの幹部に書簡を送っていたと先週はじめに報じていました

Ubisoftはリリース11日に発表したリリースで、ここ最近の疑惑からして、また「従業員、パートナー、コミュニティが誇りを持てる環境、つまりUbisoftの価値観を反映し、誰にとっても安全な環境」にするためにもYannis Mallatが現在の地位にとどまることは不可能だと述べています。

Guillemot CEOは、Ubisoftが「従業員に安全で包括的な職場環境を保証する義務を怠っていた」と反省の言葉を述べ「職場文化を改善し、強化するために、会社全体で深遠な改革を実施することを約束します」としています。

Ubisoftは日本時間7月13日午前3時より、ライブ配信による新作発表イベント「Ubisoft Forward」を開催します。その前に、まずは会社としての信頼を取り戻すべく、膿を出し切っておこうとしたのかもしれません。

なお、Ubisoft Forwardでは、『アサシン クリード ヴァルハラ』や『ウォッチドッグス レギオン』といった新作情報が発表される予定。さらにライブ配信時間内は、日本国内向けに2014年作のRPG『チャイルド・オブ・ライト』が無料配布されるとのこと(日本以外ではウォッチドッグス2)。

source:Ubisoft
via:The Verge, Kotaku

 
 

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