ROBYN BECK/AFP via Getty Images
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Ubisoftが元社員とフランスの労働組合Solidaires Informatiqueから「組織的なセクハラ」で提訴されました。訴状には「セクシャルハラスメントを容認するしくみを全社的に作り上げ、それをさらに維持強化している」として、イブ・ギルモCEOをはじめ社の幹部数名、さらに昨年のセクハラ疑惑で名前が公表された現・元社員数名を訴え、「ユービーアイソフトが問題に対処せず不正な行為を黙認した」と記しています。なお、イブ・ギルモ氏の名は直接的な行為ではなく、CEO兼共同創業者として社内で起こっていることに最終的な責任を負っているためとのこと。

昨年のセクハラ騒動で4人の幹部が去って以来、ユービーアイソフトは問題を片付けるため、さらに車内調査を進めています。たとえば編集・クリエイティブサービス担当副社長のトミー・フランソワ氏は懲戒処分とされたのちに退職、開発中の海戦ゲーム『スカル アンド ボーンズ』のマネージングディレクター、『アサシン クリード ヴァルハラ』のリエイティブディレクターなども疑惑の調査過程で辞任しています。これらを含めすでに社を離れた人のいくらかは訴状に含まれています。

それでも、Solidaires Informatiqueはセクハラで告発された何人かの幹部社員がいまだ以前の地位に居座っていると主張しています。Bloombergは今月上旬、ユービーアイソフトがセクハラ対策について認識できる行動がみられず「社内掲示板にはまた新たな苦情が数多く寄せられている」と伝えていました。同じ頃、ユービーアイソフトは新作『アサシン クリード インフィニティ』を発表しています。人気シリーズの新作発表にはゲームファンの期待も高いと思われるものの、そのまえにこの会社の社風が訴訟を通じて改善されるよう願いたいところです。

Source:Solidaires Informatique

via:Kotaku, Rock Paper Shotgun