Urbanista
Urbanista

ワイヤレスヘッドホンはケーブルに煩わされず音楽に集中できるのが利点ですが、うっかり充電を忘れてしまいがちな人にとっては、使いたいときに電池切れになってしまってがっかりといったこともないわけではありません。

スウェーデンのオーディオブランドUrbanistaは、電池切れの心配をせずに音楽を聞き続けられるワイヤレスヘッドホン、”Urbanista Los Angeles” を発表しました。このヘッドホンは「光合成の原理に触発された」という、”Powerfoyle”と称する特殊な太陽電池を備え「あらゆる光をクリーンで無限のエネルギーに変換」、「実質的に無限の再生時間」をユーザーに提供すると謳います。つまり太陽電池とはいいつつ太陽光ほど強い光は必要ではなく、室内環境の明るさ程度でも必要なエネルギーを得ることができるため、理論上はケーブルを接続する必要はないとのこと。

またUrbanistaの説明では、屋外で1時間過ごせば晴れた日なら3時間分の再生時間を得られ、曇りでも2時間の再生時間が得られるとされます。バッテリーの充電では供給した電力がすべて蓄えられるわけではなく、ある程度は熱などでロスしてしまうはず。本当に室内の光だけでヘッドホンを使用し続けられるのかは、実際に試してみないとわかりませんが、説明どおりならアモルファスシリコンを使った太陽電池に対して最大100%多くの電力を生成できるとのことなので、旅行のお供には最適なアイテムになりそうです。

ヘッドホンとしてはUrbanistaのヘッドホンMiamiシリーズをベースとして、40mm径のネオジムドライバーを搭載、再生周波数は20Hz~20kHz、その他機能的にはアクティブ・ノイズ・キャンセルにアンビエントサウンド(環境音取り込み)モードはボタンひとつで切替可能、オンイヤー検出によりヘッドホンを外すと音楽再生を一時停止します。Bluetooth 5.0、音声アシスタント呼び出しはSiriとGoogleアシスタントに対応しています。充電コネクターはUSB-C。

価格は169ポンド(約2万5400円)。ウェブサイトにはSign Upボタンが設置されているもののまだリンク先には飛ばず、予約受付は開始していません。

ちなみに、Urbanista Los Angelesが採用するPowerfoyleは、スウェーデンのExegerと称する企業が開発したもので、2019年にはJBLもこの太陽電池を採用し、ほぼ無限に音楽を聞き続けられるヘッドホン「Reflect Eternal」を商品化するためにクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。しかし、新型コロナのパンデミックの影響のためにプロジェクトを中止、すべての出資者に返金対応を行っていました。

Source:Urbanista

via:Wired