アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したオーバーヘッド型ヘッドホン、urbanista MIAMIの日本での取り扱いが発表されました。事前に少し試用する機会がありましたので、感想を交えつつご紹介します。

urbanista MIAMI (Amazon.co.jp)

▲全4色、価格は各2万680円

urbanistaはスイスのオーディオブランドで、最近、太陽電池によるチャージレスヘッドホンの開発でも注目されています。

関連: 光合成のように発電し充電不要の無線ヘッドホン「urbanista Los Angeles」

本製品、urbanista MIAMIは充電が必要なタイプですがワイヤレス接続で50時間以上、ANCモードでも40時間以上と駆動時間のタフさが特徴のひとつとなっています。

▲ハードケースが付属。ほか、充電用USB Type-Cケーブル、 AUXケーブル、航空機用変換アダプターも同梱されています

まず外観ですが、デザインはシンプルで質感もよく、高級感あります。

▲調整用アームは固すぎず柔らかすぎず、絶妙な位置で固定できます

▲右側に音量調節と電源やペアリング時に用いるボタンが並びます。3.5mmジャックもこちら側

▲左側にファンクションボタン。押すことでANC、アンビエント(外音取り組み)のオン・オフ操作が行なえます。充電端子はUSB Type-C

▲本体カラーと同色のイヤーパッド(バッフル)。取り外しはできません。内側にL・Rの表記入り

▲右側にはセンサーがあり、耳から外すと再生がストップします

▲切り替えは手動になりますが、複数のBluetooth製品とペアリングして使用できます

▲付属のAUXケーブルを使えば、Bluetooth非搭載のゲーム機などでも使えます

▲装着感ですが、私が頭が大きめなのか、少々キツく感じました。とはいえアームを最適な長さに調整して頭頂部と耳でホールドすることでいい具合にフィットし、そこそこ激しく動いてもズレたりしません

▲左にあるファンクション用はワンボタンなので問題ないですが、右には複数のボタンがあるので、中央ボタンは手探りで確認してから押す感じになります。電源オン・オフに使うので、独立させてほしかったような気もします

音は、低音がかなり強めの印象です。たいへん迫力がありますが、耳の健康のため音量には注意したほうがいいでしょう。

そもそもANCをオンにすれば、そんな音量を上げなくても解像感の高い音質が楽しめます。ANC自体の効き目はそんなに強くありませんが、耳を覆っているので、遮音性も手伝いその没入感は半端ないものがあります。

アンビエント(外音を取り込み)モードは、個人的にはこれまで便利と思ったことがなかったのですが(結局聞き取りにくいので外していた)、urbanista MIAMIに関しては楽曲の音量さえ絞ってあれば普通に会話でき、BGMとしても心地の良い音色を保っているので実用的と思えました。

接続の安定性は、電車に乗る機会がなかったため不明ですが、商店街で数回、途切れたものの、おおむね安定していた印象です。

音の遅延に関しては、AirPodsよりちょっとあるかな? 程度ですがストリーミング映像を観るぶんには問題ありません。Apple Arcadeに追加された和製タイトル、FΛNTΛSIΛN、太鼓の達人、百鬼魔道、CLAP HANZ GOLFの4本をurbanista MIAMIで音を聴きながら遊んでみましたが、太鼓の達人以外は、ほぼ問題なくプレイできました。AirPodsでも音ゲーは厳しいので、遅延に関しても及第点と言えるでしょう。

ざっと特徴をまとめるとデザイン性、長時間駆動、ANC・アンビエントモード搭載、ケース・ケーブル付き、有線でゲーム機にも対応可といったところでしょうか。ANC搭載のワイヤレスヘッドホンは価格のレンジが広く、果たしてどれを選べばいいのか迷ってしまいますが、urbanista MIAMIは2万円クラスの価格帯のなかでは、奮闘している部類に入る製品と思います。以上、ご参考まで。

urbanista MIAMI (Amazon.co.jp)

urbanista MIAMI スペック

  • ワイヤレス機能: Bluetooth 5.0

  • 対応プロファイル: A2DP/AVRCP/HSP/HFP、SBC/AAC

  • 再生時間: 約50時間(ANC併用時 約40時間)

  • 周波数帯域: 20Hz - 20,000Hz

  • インピーダンス: 32Ω±15%

  • 感度: 107dB±3

  • ドライバーユニット: 40mm

  • サイズ/重量: 222(W)×75(D)×268(H)mm/約892g

Source: urbanista MIAMI