ThaiMyNguyen via Getty Images
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米司法省が、不正な薬物などを販売するなどしていた闇サイト「シルクロード」からハッカーが盗み出したとする時価10億ドル(約1034億円)相当のビットコインを押収したと発表しました。当局は押収したビットコインを没収するための民事訴訟を起こしています。

シルクロードは2013年にFBIの捜査によって閉鎖に追い込まれ、創設・運営していた”Dread Pirate Roberts”ことロス・ウルブリヒト容疑者はすでに終身刑を言い渡されています。

今回押収されたビットコインは、シルクロードが薬物や銃の違法売買で得た売上金約60万BTCから、Individual Xと呼ばれるハッカーが自身のウォレットに盗み出したとされる17万5000BTCのうち6万9000BTC。

合衆国内国歳入庁の捜査ユニットは、行方が不明だったこのビットコインを探すためにシルクロードのウォレットのトランザクション履歴を分析して、これまで発見されていなかった54件の取り引きを見つけました。

ウルブリヒト容疑者はこれらの取り引きを行っておらず、2012~2013年にシルクロードからIndividual Xが盗み出したものと判断されました。ウルブリヒト容疑者はこのハッカーがビットコインを持ち出したことを知っており、返却するよう脅迫したとされますが、ハッカーは応じていませんでした。そしてその後もビットコインには手をつけずに保持していたとのこと。

Individual Xは司法省の捜査に応じてビットコインの押収に同意しました。これらが今後没収されればどうなるのかですが、別に司法省職員のボーナスになるわけではなく、以前の例で倣えば売りに出されることになるようです。ただ、一度に全量を売り出したりすれば取引価格が急落するかもしれず、最終的に司法省にとってどれほどの利益になるかは定かではありません。

source:Yahoo finance

via:BBC News

coverage:Coindesk