米当局、アルカイダやISISの資金源だった数百の暗号通貨アカウント差し押さえ。約2億円を回収

マネロン屋なども逮捕・起訴

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年08月14日, 午後 12:30 in isis
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Allexxandar via Getty Images
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米司法省が、アルカイダ、ISIS、ハマスの軍事組織アル=カッサーム旅団などテロ組織に関連する300以上の資金調達用暗号通貨アカウントや4つのウェブサイト、さらに4つのFacebookページを差し押さえ、数百万ドルの暗号通貨を押収したと発表しました。これは米国政府によるテロリズムに対する史上最大のサイバーガサ入れ&押収だった模様です。

米国財務長官のスティーブ・ムニューシン氏は「テロリストのネットワークはテクノロジーを利用し、暗号通貨を含むデジタル世界で複雑な資金融通を行っている」と述べています。

これらのグループはいずれもインターネット上で、様々なプラットフォームを駆使した戦略で資金を募っていました。たとえばアル=カッサーム旅団はご丁寧にも、アドレス指定でのBitcoin送付方法の動画をSNSやウェブサイトに公開して寄付を呼びかけていました。また司法省の報告では、アルカイダやつながりのあるテロリストグループは、Telegramや他のSNSを通じてBitcoinによる資金調達を行っており、中には慈善団体を装って寄付を募っているケースもあったとのこと。またISISはN95マスクなどの個人保護具販売業者を装ったウェブサイトと関連の4つのFacebookページをマネーロンダリングの隠れ蓑に使っていたと報告しています。

New York Timesによると、司法省は今回の大規模な押収により、およそ200万ドルの暗号通貨を回収したとのこと。この資金は国際国家主導のテロの犠牲者に補償を与えるUSVSST基金に収められる予定とされます。またテロリスト関連と判明したいくつかの個人用暗号通貨ウォレットをブラックリストに登録しました。内国歳入庁のサイバー犯罪部門は「テログループの資金の流れを出所までたどり、過激派の情報と金融ネットワーク両方の解体に成功した」と述べています。

source:Department of Justice

 
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