Waterproof usb-c iphone
Gernot Jöbstl

ロボット工学を専攻する学生Ken Pillonel氏は2021年末、iPhone XのLightningポートをUSB-Cに交換することに成功しました。それに触発された別の人物が「世界初の防水USB-C版iPhone X」を作成し、近日中に販売する予定だと発表しています。

製作者のGernot Jöbstl氏は改造iPhone XをYouTubeにて公開し、よりポートは強化され、防水性も確保されていると述べています。これを制作する上で、Pillonel氏がノウハウを明かしたGitHubページが役立ったとのことです。

オリジナル版とJöbstl版の違いは、1つにはUSB-Cモジュールをしっかり支えるために、20%の炭素繊維を使った新たなカスタムパーツを作成したこと。またUSB-Cコネクタをハンダ付けした後、瞬間接着剤を使って配線を分離したことで「見た目が悪い」と述べています。もちろん内部の配線はすぐ目に付くものではありませんが、外からは瞬間接着剤が少し見えている感もあります。

Jöbstl氏はこうしたプロジェクトをもっと増やしたいと考えており、その資金を得るため、1月19日からeBayでこの防水USB-C iPhoneを販売する予定だと語っています。まだ開始価格は公表されていないものの、Pillonel氏の出品は約980万円という驚異的な高値で落札されていたことから、今回も凄まじいプレミアム価格がつく可能性もあります。

これほどUSB-C版iPhone Xの人気が高いのは、iPhoneユーザーがLightningポートからUSB-Cへの移行を望む熱量ゆえと思われます。またEUでもiPhoneにUSB-C採用を義務づける可能性ある法案が浮上していますが、その一方でアップルはUSB-Cを経ずに(物理的な開口部のない)ポートレスに移行する可能性が高いと見られています。

かたや2022年のiPhone 14 Pro(仮)モデルは、上記のEU規制に対応する必要や、転送速度が遅いLightningポートではサイズの大きなProResビデオを外に書き出すには時間がかかることから、USB-Cを搭載するとの噂話もありました

もしも将来のiPhoneが完全ポートレスになるとすれば、大容量ファイルの転送もUSB-Cほど容易くないと思われますが、なるべくユーザーの使いやすさに配慮した進化を望みたいところです。

Source:Gernot Jöbstl(YouTube)

via:9to5Mac