新VAIO SX12のALL BLACK EDITIONレビュー。S11から買い替えたくなった

2年落ちでも性能差を実感

いーじま(Norihisa Iijima)
いーじま(Norihisa Iijima)
2020年10月3日, 午後 05:00 in laptops
0シェア
FacebookTwitter
VAIO SX12

10月1日に新VAIO SXシリーズが発表されましたが、早速「VAIO SX12 | ALL BLACK EDITION」をお借りして、手持ちの「VAIO S11 | RED EDITION」と比較して、ちょっと乗り換えるか検討してみしまた。

なお今回の新製品についての特徴に関しては、関連記事を参照ください。

関連記事:VAIO SX12とSX14が正統進化。CPU一新にWi-Fi 6対応へ

VAIO SX12
▲右が今回の新製品「VAIO SX12 | ALL BLACK EDITION」。左は筆者所有の「VAIO S11 | RED EDITION」。

さて、今回お借りした「VAIO SX12 | ALL BLACK EDITION」の主なスペックを確認してみましょう。

・CPU インテルCore i7-1035G7(1.3GHz / 最大3.9GHz)プロセッサー

・メモリー 32GB

・ストレージ 第三世代ハイスピードSSD 256GB

・無線LAN Wi-Fi 6

外観は先代モデルと変わっておらず、中身だけが一新されています。ですので、キーボードのタッチ感や使い勝手に関しては、そのまま継承されています。

VAIO SX12
▲「CPU-Z」でのCPU情報。10nmプロセスのIce Lake世代になっています。

 一方筆者の持っている「VAIO S11 | RED EDITION」は、2018年発売のモデルで、スペックはこんな感じです。

・CPU インテル Core i7-8550U(1.8GHz / 最大4GHz)プロセッサー

・メモリー 16GB

・ストレージ 第三世代ハイスピードSSD 256GB

・無線LAN Wi-Fi 5

2世代ぐらい前のスペックですが、もちろん十分現役で活躍できる性能です。ただ、このあと「Sシリーズ」から「SXシリーズ」へと進化し、かなり世代ギャップを感じています。

特にUSB Type-C端子のある/無しは大きいですよね。Sシリーズ時代から搭載をお願いしていたのですが(端子としては1度搭載されたことはありますが、その後排除)、SXシリーズでようやく使える端子として搭載されています。特に5A充電器でも充電できるというのはポイント高いですよね。

あと、キートップサイズが大きくなり、キーピッチは約16.95mmから約19mmのフルピッチになったのもSXへ買い替えたいという気持ちが大きくなっています。やはりキーボードはフルピッチサイズのほうがタイピングしやすいです。

VAIO SX12
▲フルピッチのキーはやはりタイピングしやすい。静音性も高く、モバイルワークにはうってつけ。

当時はサイズ感からS13ではなくS11を購入したのですが、SX12はS11より一回り大きく数十g重くなっているものの、それでも900g前後という重量感はモバイルとして利用するには最適だと思います。

特に今回お借りしたようなALL BLAXK EDITIONやRED EDITIONのような特別仕様のモデルは他メーカーではあまりやらないため、所有欲を大きく湧かせるところもVAIOのいいところです。

VAIO SX12
▲ALL BLACK EDITIONはロゴの色も黒に統一。
VAIO SX12
▲ALL BLACK EDITIONの隠し刻印仕様だと、キーボードバックライトで文字は浮かび上がらない。

果たして性能は?

前モデルであるSX12との比較ではないのですが、筆者のS11とベンチマークテストで比較してみました。どちらもVAIO TruePerformance(VTP)に対応しているので、VTPオンとオフで比較しています。

まずはCPU性能を測る「Chinebench R20」から。マルチスレッドとシングルコアを実行したところ、きれいに階段状の性能差が出ています。VPTありなしでも140pts程度違うので、VTPが効果的に効いていることがわかります。

VAIO SX12

続いて、アプリケーションの動作性能を見る「PCMark 10」を実行してみました。通常のビジネスアプリなら問題ないレベルで利用できるスコアで、S11のVTPありでもSX12のVTPなしに及びませんでした。

VAIO SX12

さらに、グラフィックス性能を測る「3DMark」で「Fire Strike」を実行。内蔵GPUの違いが出るかに注目です。結果は、3Dゲームができるレベルではまったくありませんが、S11に比べて倍以上のスコアになりました。

VAIO SX12

そこで軽めのゲームとして「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.51」でもチェックしてみました。結果は、CPU内蔵GPUが変更されたことで、快適に遊べるレベルまで引き上げられています。VAIOによると前モデルと比較してもかなり改善しているようなので、軽めのゲームなら十分楽しめるようになったと言えます。

VAIO SX12

バッテリーの持ちがよくなったということで、「BBench」を実行してみたところ、約7時間47分という結果でした。輝度は10%、タイピングありで巡回するサイトは動画も表示されるところも選んでいます。公称値としては約16.5時間なのでちょっと短い結果と感じるかもしれませんが、S11で同様に計測してみたところ約5時間49分。公称値が約14時間だったので、改善されていることは確かなようです。

ちなみにS11は、諸般の事情でバッテリー交換したばかりなので、それほど劣化していないはずです。

こうしてベンチマークテストを行なっていると気になったのが、冷却ファンの音です。S11も高負荷をかけた状態だと、かなりの音になりましたが、SX12も同様です。騒音計でSX12から約30cm程度離れたところで計測したところ、最大46.9dBA。S11も同様に調べたところ最大46.1dBAだったので、ちょっと大きくなったかもしれません。

もちろん負荷のあまりかからない状態だと、冷却ファンは回転していないので、ビジネスアプリ程度なら問題ありませんが、ゲームとなるとちょっと気になるかもしれません。

こうして筆者のS11と比較してみましたが、わずか2年でかなりの性能差を実感しました。毎年CPUが刷新され、新製品が登場している状況だと、結構マシンを買い換えるタイミングが難しいですよね。

それでも、CPUが2,3世代より以前のモデルを持っている人なら、買い換えを検討してもいいかもしれません。筆者もかなり心が動かされました。でも買うとしたらやはりALL BLACK EDITIONではなくRED EDITIONですね。となると限定販売なので早めにポチる必要が……。お財布と相談してみます。

 

関連リンク:VAIO SX12 | ALL BLACK EDITION


【Engadget Live】iPhone 12発売日速攻レビュー

 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: laptops, vaio sx12, vaio, Windows, news, gear
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents