Volvo
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自動車メーカーのボルボが、2021年より欧州で大型電気トラックの注文を受け付け、2022年から量産を開始すると発表しました。ボルボは現在、FH、FM、FMXという大型電気トラック3車種をテスト中。最大44トンクラスのこれらトラックは最大航続距離300kmを備えて、地域輸送向けから都市部における建設業務向けにまで対応します。

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ボルボ・トラックの社長ロジャー・アルム氏は「物流による環境への負担軽減には、代替エネルギーへの迅速な移行が必要だ。しかし、移行への条件や切り替わるはやさは、市場によって補助金や充電インフラ整備、輸送業務の種類によって大きく異なるため、移行期間中は多様な駆動方式のトラックが混在するだろう」と述べ、ガソリン、ディーゼル、電気など異なるパワーユニットでも同じ操縦性、安全性、信頼性を提供し、「電気への移行をサポートする充電設備や金融などを含む総合的なソリューションを提供していく」としました。

とはいえ、電気トラックの300kmという航続距離は長距離トラック向けとしては短すぎます。そこでボルボはバッテリー駆動と水素燃料電池式を組み合わせた大型長距離トラックを段階的に導入する予定。ボルボは2040年までに化石燃料車を廃止するとしています。

大型電気トラックといえば、テスラが発表しているテスラ・セミがありますが、こちらは2019年からとしていた生産を2021年に延期しています。それでもボルボの大型電気トラックよりはわずかに速く到着する予定。ただしテスラ・セミは長中距離輸送向けであり、ボルボが守備範囲に加えている建設用途向けなどには対応しません。

ちなみにテスラやボルボ以外にもニコラ・モーターズやメルセデスなども電気トラックを開発中。バリバリと大きな音と黒煙を噴き出しながら走る大型トラックは意外とはやく姿を消すかもしれません。

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