新型コロナウィルスの影響でリモートワークが増えた結果、運動不足を課題に感じる人も増えているようですが、いきなりジョギングなど走るのはハードルが高いという人には、体への負担が少なく運動効果の高い「ファストウォーキング」が適しているということです。

早歩きくらいの時速5〜7km前後で、普段よりも広い歩幅で歩く「ファストウォーキング」は、足への負担がランニングのおよそ半分ながら運動効果はランニングとほぼ同じ。短時間でも一定の効果が得られるということで気軽に始められるでしょう。

さて、そんななか、カシオ計算機がリリースした「Walkmetrix」は、アシックスと共にリリースしたランナー向けコーチングサービス「Runmetrix」のウォーキング版とも言えるアプリ。ユニークなのは、Walkmetrixアプリ単体でもそれなりに有用な記録と解析が行え、リフレッシュやダイエット、体力向上などの目的に応じたプログラムでファストウォーキングを含む様々なウォーキングができるところです。

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Walkmetrixでは、心拍計などを内蔵した「G-SHOCK GSR-H1000AST-1AJR」などと連携し、ウォッチで計測したデータを元に詳細な計測結果を反映したり、スコアを表示したりすることも可能です。

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ただし、Runmetrixでできたモーションセンサーとの連携機能は、現在開発中とのこと。Runmetrixでのモーションセンサーの解析結果が非常に興味深いものでしたので、Walkmetrixでの連携が楽しみです。

実際にWalkmetrixを体験

実際にWalkmetrixを体験する機会が得られたので、自分のスマホにアプリを入れて体験してきました。「G-SHOCK GSR-H1000AST-1AJR」を装着しての体験もできましたので、アプリだけの場合と、ウォッチ併用の場合の両方をレポートします。

今回の体験では、「ファストウォーク」モードで効果的なウォーキングを目指してみました。

ファストウォークでは、10分以上歩く必要があります。歩き始めると、GPSデータよりスピードが計測され、身長体重などのデータから歩幅が割り出されます。アプリでは、ファストウォークの速度や歩幅の基準を上回っていると緑色、下回っていると赤色で表示され、アプリコメントで「もっと早く歩きましょう」とか「もっと歩幅を大きく」などの指示に加え、「いいペースです」などのフィードバックも得られます。

▲Walkmetrix対応の「G-SHOCK GSR-H1000AST-1AJR」。G-SHOCKらしいデザインで装着感も良好

G-SHOCK内蔵のGPSと光学式心拍センサーにてデータが計測され、速度などが盤面に表示されます。時計単体で計測できるので、ウォーキングの際にスマホなどを身に付けなくてもいいのがポイントです。

▲G-SHOCK単体での計測も、スマートフォンだけでの利用も可能

計測されたデータや運動傾向は、アプリとG-SHOCKでほぼ同じようなイメージとなりました。G-SHOCKを利用する場合には心拍データもとれるので、より本格的な歩行指導が得られます。

わざわざトレーニングしなくても、日々の移動時にファストウォークをするだけでOK

▲日常の「歩く」シチュエーションがトレーニングに早変わり

Walkmetrixでのウォーキングは、ジョギングやランニングなどのように専用の時間を設ける必要はなく、通勤などの移動時のファストウォークがトレーニングになります。

筆者の場合、駅まで通常15分程度の道のりをファストウォークに換えると10分ちょっとで到着します。毎日の移動をファストウォークに置き換えるだけなので、トレーニングの習慣づけがしやすいのが良い点。もちろん、買い物や食事に出かける際にもファストウォークにするなど、「歩く」を意識するとより良いでしょう。

自然に運動できるので続けやすいですし、数値として変化が感じられるとさらなるモチベーションにもなります。涼しくなって運動もしやすい季節かと思いますので、この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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