ソニーWH-1000XM4はスマホ+PCでの利用が便利 気に入ったので自腹購入した

2台同時接続のマルチポイントを試す

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年09月19日, 午前 06:30 in google fast pair
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WH-1000XM4

ソニーが、ノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドホンの新製品、「WH-1000XM4」を9月4日に発売しました。前モデルWH-1000XM3は評判のよいヘッドホンでしたが、WH-1000XM4は音質やノイズキャンセリング機能が強化され、こちらの評価もかなり高くなっているようです。

WH-1000XM4自体のレビューはすでに掲載されているので、ノイズキャンセリングなどについてはそちらをご確認ください。


関連記事:ソニーWH-1000XM4実機インプレ。ノイキャンや音質もバッチリ、テレワーク用機能も検証


本記事では、WH-1000XM4のもう一つの強化ポイントである、Bluetoothのマルチポイント対応についてチェックしてみました。

2台のデバイスと同時接続できるマルチポイント

まずはマルチポイントについて確認します。複数デバイスとのペアリング情報を記憶しておき、再度ペアリング操作を行わずとも簡単に接続先を変更できる、というのがマルチペアリング機能。これは多くの機器が対応していますが、あくまでもペアリングの状態を覚えているだけで、同時につながるのは1台のみです。

これに対してマルチポイントは、同時に複数のデバイスにつなげておける機能で、WH-1000XM4では2台との同時接続に対応しています。なお、同時に接続するとはいえ、2台で再生している音楽が混ざって聞こえるわけではありません。

WH-1000XM4
Sony

たとえば、PCとスマートフォンを同時に接続している場合、PCで音楽を停止して、スマートフォン側で再生を開始すれば、接続操作などは不要でそのまま利用できます。またPCで音楽を聴いているとき、スマートフォンに着信があれば、PCの音楽再生が停止してスマートフォンの着信を受けられます。

なお、WH-1000XM4のマルチポイント(2台の機器と同時に接続)はデフォルトでは無効になっているので、専用アプリ「Sony | Headphones Connect(AndroidiOS)」から有効にする必要があります。

また、WH-1000XM4はSBC・AAC・LDACの3つのコーデックに対応しているのですが、マルチポイントを利用する際はLDACが利用できません。

WH-1000XM4
▲マルチポイントはアプリ上から有効化

マルチポイントを有効にした後は、一旦接続が切れますが、その後は同時に2台のデバイスと接続できます。WH-1000XM4とつながっているデバイスはアプリ上から確認できます。

WH-1000XM4
▲PCとスマートフォンで同時接続

スマートフォンとPCの組み合わせが便利

このマルチポイント機能を実際に試してみました。再生するデバイス側での切替え操作は特になく、音楽や動画の再生を開始するだけです。ただし、片方で何か再生している場合には、もう一方で再生を開始してもそちらに切り替わるということはありません。つまり先に接続したデバイスでの再生が優先されるわけです。

なお、WH-1000XM4は最大8台のデバイスとのマルチペアリングにも対応しています。マルチペアリングはマルチポイントの使用時にも有効です。

試した範囲では、すでに2台接続している状態で、さらに他のデバイスから接続操作を行うと、現在利用していない方(最後に使ったのが古い方)の接続が解除され、新しいデバイスに入れ替わるようです。

ただし、この挙動はマルチポイントを利用している場合のみのようです。マルチポイントを利用しない場合、接続中のデバイスで一旦接続を解除しないと、別のデバイスから接続できませんでした。

同じマルチペアリング対応機種でも、WF-1000XM3は接続を解除することなく、新しいデバイスから接続できたので、これに対応しなかったのはやや残念なところです。もっとも複数台を利用する人ならマルチポイントを有効にすると思うで、それほど問題にはならないはずです。


関連記事:AirPodsっぽい使い心地。ソニーのワイヤレスイヤホンWF-1000XM3のマルチペアリングを試す


マルチポイントを使い、スマートフォンとPCでWH-1000XM4に同時に接続。PCで音楽や動画を再生しているときにスマートフォンに着信があると、再生が一時停止しスマートフォンの着信音がWH-1000XM4から流れます。そのまま応答・通話もでき、終話するとPCでの再生が再開するという親切設計です。

これはもちろんスマートフォンとPCの組み合わせだけでなく、スマートフォン2台を使っている場合でも同様です。試しにAndroid(Galaxy S20)とiPhone 11 Proで利用しましたが、iPhoneで音楽再生中にAndroidに着信があると、問題なく切り替わりました。

WH-1000XM4
▲iPhoneとAndroidの組み合わせでも利用可能

AndroidのFast Pairにも対応

マルチポイントとは直接関係しませんが、WH-1000XM4はAndroidのFast Pairにも対応しています。これはペアリング待機状態の機器をAndroidに近づけると、ペアリングを促すポップアップが画面に表示され、それをタップするだけでペアリングが完了するという機能で、Android 6.0以上で利用可能です。

WH-1000XM4

便利な機能ではありますが、その便利さは最初の1回だけのもの。とはいえ、頻繁にスマートフォンを買い換えたり、スマートフォンの操作に慣れていなかったりする人には、メリットは大きいだろうと思います。

なお、Windowsで同様のことが行える、Swift Pairには非対応です。

スマートフォンやPCの複数台利用をしているなら強くお勧め

最近は、完全ワイヤレスイヤホンばかり利用していましたが、PCやスマートフォンを複数台利用していることもあり、接続し直すの面倒なことも。なので、WH-1000XM4のマルチポイントは非常に快適です。

音質などは好みもあると思いますが、メインとサブ、通話用とゲーム用、あるいはスマートフォンとタブレットを複数台利用しいてる人や、PCとスマートフォンでヘッドホンを共用している人に、強くオススメしたいヘッドホンです。

ちなみに、レビュー用に実機を借りていたのですが、あまりに気に入ってしまったので、購入してしまいました。

WH-1000XM4
▲自腹購入してしまいました



 

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