Windows 95発売25周年。スタートメニューの変遷まとめた動画をマイクロソフトが公開

そこに8は、あるんか?

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年08月25日, 午後 06:00 in Microsoft
0シェア
FacebookTwitter
Jeff Vinnick / reuters
Jeff Vinnick / reuters

マイクロソフトが、Windows 95の発売25周年を記念する動画を公開しました。動画ではいまも使われる「スタート」ボタンをはじめ、UIデザインの変遷を短くまとめています。

Windows 95といえば、スタートボタンをはじめとするグラフィカルなUIによってそれまでの小難しそうな”パーソナルコンピューター”のイメージを覆し、広く一般へのPCの普及に貢献したOSです。もちろんそれまでにもアップルのMacintoshなどが存在していましたが、比較的安価なDOS/V規格のPCで、コンピューターに詳しくない人でも直観的に扱える平易なGUIが使えるようになったことは我々にとって大きな出来事でした。マイクロソフトはWindows 95のスタートメニューを宣伝するため、ローリング・ストーンズの楽曲”Start Me Up”を発表会やCMに使用していました。

ただ、ウリであるはずのインターネット機能に関して言えば、日本語対応のウェブブラウザーInternet Explorer 2.0が標準搭載ではなく、別売りの”Microsoft Plus!”に含まれているという落とし穴もありました。

またWindows 95 OSR2と呼ばれる後期バージョンではUSBへの対応も始まりましたが、当時はまだ対応するデバイスが多くなく、こちらはWindows 98になってから本格的な普及が始まったと言えるでしょう。

スタートボタンに話を戻せば、マイクロソフトはボタンの「スタート」表示をWindows XPまでで終了し、Windows VistaからはWindowsロゴをデザインしたボタンに改められています。

またWindows 8では、タッチ操作を意識した大胆なUIの刷新によりスタートボタンおよびスタートメニューのかわりにスタート画面が導入されました。しかしさすがにそれは大胆すぎたのか、ユーザーからの反発もあり、マイクロソフトはWindows 8.1でスタートボタンを復活させ、そこからスタート画面へ遷移させる方式に改めました。そのせいなのか、上の動画でもスタートボタンのないWindows 8は含まれていません。なおWindows 10では最初からスタートボタンがあり、旧来と似たレイアウトのスタートメニューに設定することも可能になっています。

余談ですが、Windows 8.1の次のバージョンがなぜ9を飛ばしてWindows 10になったのかを考えると、もしかしてWindows 95や98(Windows 9x)と表記が混同してしまう可能性があったというのが理由なのかも…?と、いまさらながらに思えてなりません。

ただこれにも諸説あるようで、テクノロジー系ニュースサイトのExtremeTechはWindows 10リリース当時、日本で存在感があるWindowsだけに、日本で縁起の悪い”9(苦)”を飛ばした説や、失敗作とも言われるWindows 8.xから距離を置くため説、さらにはWindows 10が、Mac OS X(当時)のようにOS名とバージョン番号を切り離した随時アップデート方式になることから、進化するOSの意味にもとれるWindows 10(X)にした説などを紹介していました。

ちなみに、2020年8月24日はWindows 95が米国で発売されてから25周年の日です。日本では3か月遅れて11月23日の発売だったため、厳密にはまだ25周年を迎えてはいません。

source:Microsoft(YouTube)

 
 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: Microsoft, Windows 95, birthdays, Windows, operating system, news, gear
0シェア
FacebookTwitter