Windows 11

マイクロソフトはWindows 11のインストール推奨環境についてインテル製CPUは第8世代CoreAMD製はRyzen 2000以降としており、数年前までの比較的新しめのプロセッサですらも推奨から外しています。

しかし、どういうわけか15年前に製造されたインテルPentium 4 661が、MSのチェックツールで「互換性あり」と判定され、実際にWindows 11が動いてしまったことがMS関連情報サイトWindows Latestで報告されました。

もはや太古のチップと言っても過言ではないPentium 4 661ですが、これを搭載した実働するマシンで正常性チェックツールを実行してみたところ、TPM 2.0の要件を満たしていないことが表示されるものの、「このプロセッサはWindows 11でサポートされています」との判定になりました。当然ながらこのCPUはMS公式のサポート済みCPUリストには掲載されていません。

Pentium 4

そして、実際にPentium 4 661搭載PCにWindows 11をインストールし動作させるユーザーが現れたことで、これが単なる誤判定ではないことが実証されました。Pentium 4機でWindows 11を動作させたCarlos S.M.氏はTwitterで(他の人が転載を投稿したスクリーンショットは自分のものだとして)実際に動作させている場面をツイートで報告しつつ、YouTubeにも動作の模様を公開しました。

もちろんTPM 2.0の条件を満たしていないため、ここでのWindows 11の導入はは自動インストールではなく手動で行っています。ただしMSは手動なら古いPCにも導入可能と説明しているほか、レジストリエディタで「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」の値を書き換えれば互換性チェックを回避できることも明らかにしており、インストールしたこと自体にはなんら問題はありません。

今回のインストールで、OSに組み込まれたWindows Update機能を通じて更新プログラムを受け取れたことも、以前の報告と一致しています

Windows 11は最小ハードウェア要件を発表した直後こそ推奨条件が厳しいとされ、ここ数年内に発売されたPCでさえチェック段階で弾かれるのではないかとの憶測を呼びました。しかしその後は、ユーザーの自己責任ならば意外と条件的なハードルは高くないことが伝えられるようになり、M1 Mac+仮想化ソフトウェアParallels Desktop 17も「サポート想定されていない」と公式回答されつつも問題なく動いているとのユーザーの声も聞こえてきます。

今後は「どれぐらい古いPCでWindows 11を動かすか」というエクストリームな挑戦が相次ぐのかもしれません。

Source:Windows Latest,Carlos S.M.(Twiitter) 

via:Wccftech